伝説の大晦日から20年以上

今日は訃報が続くな・・・。
横綱曙太郎死去。
藤岡康太騎手の訃報と同時に飛び込んで来たのでもう頭が追い付かなかったわ。
この前テレビで小錦武蔵丸を見たが割と元気そうだったのよねえ。
曙はあの伝説の大晦日の試合がまず思い出されるなあ。
元大相撲横綱が格闘技に参戦、年末大晦日ボブサップと対戦する。
これが当時とんでもない出来事として連日ニュースやワイドショーでも取り上げられた。
裏に紅白歌合戦があるのにも関わらず最大視聴率50%近くを記録。
まあ、試合自体はたった3分で終わってしまったが・・・序盤ボブサップが曙の圧力で押されてる時には物凄いワクワクしたもんだ。
しかしそこは経験ゼロと経験に勝るものの違い。
それに相撲取りとしてピークが過ぎた人間、冷静に考えてみれば戦う前から結果は明らかだったな。
ただあの時相撲が格闘技に参戦したらどうなるのか?という答えは誰も解らなかったからなあ。
それ以降の曙のK-1の試合は・・・見るに堪えないものばかりだった。
角田信明にしか勝てなかったんじゃないか?
その後はプロレス参戦し横綱時代には考えられない腕へのタトゥー。
しかしその後は頂点に立つことが出来た。
横綱引退後ここまで波乱万丈の人生になるとはあの引退当時誰も想像だに出来なかっただろう。
もしあの引退してから谷川プロデューサーが曙のコンタクトを取らなかったら・・・一体どんな人生になっていたんだろうか。
ずっと相撲発展に尽力していたか?部屋の親方とかになっていたか?
それはもう誰にもわからない。
ご冥福をお祈りいたします。