お前は1つのゲームをやり終わったらきちっとしまってから次のゲームをやるだろう?

虹村兄弟その2、そういえば虹村兄弟だけでコミック1冊費やしてたんだよねえ。
よくよく考えてみたら億泰も形兆兄貴も相当強敵なんだよねえ。
そんな強敵形兆相手が今回のお話。
アニメ版になるとポルナレフとDIOを混ぜたような顔だなあ
そしてここで実に当時らしい表現が出てくる。
お前は1枚のCDを聞き終わったらきちっとケースにしまってから次のCDを聞くだろう?というこの表現。
ウマいよなあこの表現、舞台が1999年だから結構的確な表現だよね。
まあ、今は2016年だからCD聞く人が結構少なくなってるか。
んで矢を抜き襲い掛かる仗助、背後にはヨロヨロの億泰が!
そこへ形兆兄貴の攻撃が・・・億泰のせいで仗助には当たらず億泰の顔が蜂の巣に・・・。
これは・・・3部に現れたら大変な相手だったなあ。
戦闘中は非常に厳しい態度の形兆兄貴は億泰の心配は一切していない。
この辺プロシュート兄貴に通ずるものがあるねえ。
形兆兄貴の能力が不明なために1度距離を置く仗助、バック転する予想外な行動。
ワムウみたいな動きするんだなー高校1年生。
形兆兄貴のスタンドの攻撃が地味に痛そうだなあ、規制されるかされないかギリギリに見えるけど・・・。
形兆兄貴に攻撃されても尚兄貴を信じているのか億泰は仗助にはスタンドの秘密を言わない。
億泰もなかなかの覚悟を持っているよなあ。
しかし仗助はそれでも億泰の傷を治す。
「何も死ぬこたぁーねーと思っただけ」
性格はアレだけど能力は歴代ジョジョの中でも最も優しい、実は仗助自身も優しい男なんだよね。
この時に「あ、なるほど4部の主役は仗助だな」と思えるようになったわ。
敵からの情けに困惑する億泰、頭が悪いから悩む悩む。
しかし頭が悪くシンプルだからこそやることは1つだった。
瀕死の康一くんを罠に使い仗助をおびき寄せる作戦の形兆兄貴。
そこでまさかの億泰ッ!自らの能力で康一くんを引き寄せる。
裏切ったというより借りを1つ返した。
仗助と億泰、最初の友情の始まりだねえ。
『おれはバカだからよぉ。心の中に思ったことだけをする。一回だけだ。一回だけ借りを返す!後は何にもしねえ!兄貴も手伝わねえ!おめーにも何もしねえ。これでおわりだ』
カッコイイバカだね、できれば顔を赤らめて照れて欲しかったけどね。
そして康一くん復活。
普通ならとっくに死んでいたはずだが・・・。
暗闇に潜む形兆のスタンドをジッポライターで探す仗助・・・。
ヤンキーって何故かオイルライター持ち歩いてない?やっぱタバコ吸うからかな?
ジョースター家の方々は未成年の頃からタバコ吸うからなあ、ジョナサンもだし。
そして明らかになってくるスタンド、バッドカンパニー。
最初の複数系のスタンドだからまあ強敵だわな。
おもちゃの兵隊みたいなのがわんさか下りてくるぞ!と言いやがった・・・。
GIジョーという表現はNGやったんかな?サザエさんはOKでGIジョーはダメか。
もしくは・・・仗助がGIジョーを知っているのは不自然だからか?
ジャンプキャラであとGIジョーを知ってるのってあとは両津ぐらいだもんなあ。
何十体もいる小さい兵隊、一斉射撃はとんでもない威力。
退避するもその先にはなんとアパッチ。
さらには戦車まで・・・これだけの装備、戦力があったら普通にキラークイーンに勝てるよね。
やっぱ4部は対戦相手の相性が非常に重要になってくるんだね。
そして気が付く仗助、戦車がいると指摘したのはなんと康一くん。
ただのモブキャラが一気にジャンプアップ、重要キャラへと変身してしまったのだ。
そして形兆兄貴も登場、康一くんのスタンドが気になる模様。
いきなりスタンドバトルに巻き込まれちゃったのでもう何がナンやら状態の康一くん。
鼻水まで出て焦っております、何でスタンド使いにしちゃったのかなー?と当時は思ったよ。
追い詰めたれた康一くんから何やらタマゴのようなものが出てくる。
第3部では描かれなかったスタンドの目覚めから発言を4部の序盤で説明しているようなもんか。
タマゴにヒビが入るのを確認した形兆は攻撃再開。
こっから仗助と刑兆の本格的なバトル開始。
と、その前に仗助の髪型の件について触れる。
しかし形兆は仗助の髪型を唯一けなさなかった。
仗助の髪型を「大切な髪の毛」と称している、バカにはしていないので仗助もプッツンしておりません。
バットカンパニーの一斉射撃、これをどう回避するのかと思いきやまさかの強行突破。
ドララララー!とラッシュで強引に突破、承太郎みたいなことするなあ〜。
しかしバッドカンパニーは1つの軍隊というスタンド、装備も完璧で地雷まであったッ!
足をそして腕を予告どおりやられ追い詰められる仗助。
「お前の負けだ!東方仗助!」
絶体絶命、この流れ・・・そう、ジョジョ特有の流れ。
相手が勝利を確信した瞬間、それは敗北している。
動くのを止めた仗助、間髪いれずトドメをさそうとする形兆兄貴。
どう切り抜けるのか?と思ったその瞬間、おれの作戦はもう既に終了したんだよ、と。
するとさっき破壊したミサイルが治り・・・軌道を変えて本体の刑兆のほうへ。
これには形兆もどうすることもできない、何せスタンド全てが攻撃中でもう時既に遅し。
スタンド消せばいいじゃん!と思いそうだが、ホル・ホースも自分の弾丸喰らっちゃったっしょ?
スタンドは急には消せないんだよ、特に焦ってる時はね。
見事な機転でピンチから一転、勝利した仗助。
戦い方がジョセフに近いねえ、この辺からジョジョのスタンドバトルは心理戦が多くなってくるんだよねー。
4部は確かに敵の凶悪度は3部より若干下かも知れないけれど、心理戦を上手に表現しているから読んでてどんどん楽しくなっていくんだよね。
おかげで今回たくさんツイッターでつぶやこうとしたんだが見入っちゃって・・・。
気がついたら30分終わってたね。
来週で虹村兄弟編が終わっていよいよ康一くんメイン回になるかな?
4部のもう一人の主人公、広瀬康一くん。
ただのモブキャラがどんどん成長していく姿が実に面白い。