ファミコンエピソード・ドラゴンボール・神龍の謎

ファミコンエピソードその30。
名作漫画ドラゴンボールの1番最初のゲーム、それが神龍の謎。
ドラゴンボールという当時大大大大人気アニメのタイトルを使った・・・クソゲーであるw。
当時・・・何の疑いもなく面白いんだろーなあとプレイしたが・・・。
じぇんじぇん原作要素が無い序盤w。
常に減り続ける体力を気にしながらプレイするので当時の小学生には高難易度。
そして体力回復の肉、そしてケーキ、特にケーキが出ないとクリアは難しい。
ブルマとの出会い→ウーロン登場→ヤムチャ遭遇と一応原作は沿っているんだが・・・。
道中に出て来るザコ敵が何とまあ世界観無視w。
そして・・・ヤムチャがけっこー強いw。
冷静に戦えばすんなりだけど・・・幼少期はゴリ押しで戦って返り討ちに遭ってたわw。
なので2面ぐらいで体力満タンにしておかないとヤムチャに勝てなかったり。
4面はフライパン山で亀仙人かめはめ波を初披露するのだが・・・実はアイテム亀の甲羅を取れば1面から使える。
5面のウサギ団がまあ難しい、如意棒とかめはめ波でしかダメージを与えられないし少しでも触れると人参にされゲームオーバー。
幼少期何度も人参にされたことか・・・。
そして6面辺りからこのゲームの方向性がおかしくなる・・・ピラフ城なのだが・・・。
結構難しい上によくわからん生き物が門番をしていてこれがなかなかのタフ。
スーパーかめはめ波でも2発掛かるほど。
あちこち戻されるトラップもあって苦戦する・・・その先に7つ揃えたドラゴンボールに辿り着ける。
叶えられる願いは体力の上限アップ、タイトルのドラゴンを動かす(無意味)、月面まで省略、ギャルのパンティー(無意味)なので実質まともなのは1つだけw。
月面まで省略しなければ続くのは天下一武闘会へ。
4回勝ち抜くとクリアなのだが・・・最初はクリリン、次の相手がまさかのメタリック軍曹。
何で??
倒すと次の相手はヤムチャ
決勝の相手は・・・まさかのブヨン。
なんで敵の半分がマッスルタワー登場キャラなのかは不明w。
ただブヨン倒すのは原作通り壁壊して凍らせるんだけど・・・天下一武闘会という設定ガン無視だよなw。
そしてこの神龍の謎がクソゲーと言われる1番の原因が月面から始まる。
そもそも何で月に行くんだよw。
そこでまた兎人参化と戦うハメに。
その次の面で大半の人がこのゲームに見切りを付ける。
セブンアイランド・・・コンビニみたいな響きだが・・・ドラゴンボール感が殆どない不思議な世界。
ボスがカニなのかグニョグニョした見た目の気持ち悪い生物2体、倒せるけど別に倒さなくてもいいという。
大体の人がここで諦める理由・・・コンティニューが月からにまで戻されてしまうからである。
そんなまーるで原作無視したエリアを何度もプレイするとやる気が削がれる削がれる。
大人になってからその先に進めジャングルのビンボと対決したがまさか穴があるとは思わなかったのでいきなり落ちてゲームオーバーになったw。
ワシはその瞬間にカセット引っこ抜いて投げたわw。
もうそれ以来このゲーム2度とやらん!と誓ったもんだw。
一応それをクリアするとラストステージ、コンペイ塔に辿り着くのだが・・・。
何故かマッスルタワー要素というか死亡遊戯というか各階のかつて戦った敵を倒す流れ。
クリリンヤムチャとか色々出てくる。
ラストは先行者(古い表現)みたいな風体のロボット。
倒せば2回目のドラゴンボールの願い事なのだが・・・当然ロクな願いごとはないw。
その後はタイトル画面に戻るだけ。
スタッフロールなんてそんなものはないw。
結局のところ・・・ドラゴンボールの評判を下げるだけのゲームになってしまった。
もうこれを越えるドラゴンボールクソゲーなんて出ないと思っていたのだが・・・。
ファミコン末期に再びドラゴンボールクソゲーが出てしまう・・・。
それは・・・烈戦人造人間だ・・・これも歴史に残ってしまうクソゲーなのだが・・・それはまたいずれ。