ファミコンエピソード・ゴルフ

ファミコンエピソードその28。
ファミコン初期のミリオンソフト、ゴルフ。
このゲームを一言で表すなら・・・「無音」である。
ファミコンで色んなゲームが出て来た中で・・・BGMが存在しないというゲームは案外少ない。
BGMが無いと味気ないし何より印象に残らない。
しかしそれはあくまで他のゲームでの話。
ゴルフにおいては・・・実際にも無音というのは重要。
ショットの音、飛ぶ音、バンカー、池ポチャ、OB、パー、バーディーパット、これぐらいしかない。
しかもその音が非常に単調で「ブー、ブー、ブー」「パー、パー、パー」「プー、プー、プー」みたいな感じw。
はっきり言って・・・当時の小学生がこのゲームで盛り上がったか?というと・・・NOだな。
子供需要を思いっきり無視した内容、そう・・・これはあえて大人向けのファミコンソフトだったのだ。
ゆえに・・・夜な夜なファミコンの熱中してたお父さんという話は割と聞く。
どーせファミコンなんだからと思いがちだが・・・実は結構繊細に作られており単純なプレイではクリア出来るものではない。
割と大人に近付いてからこのゲームをプレイすると面白さが実は増すという。
コースも結構本格的に用意されており18ホールちゃんと存在する。
ちなみにこのゲーム・・・イーグル以上の表現が用意されていない。
アルバトロスというべきところをダブルイーグルと表現してたりする。
・・・まあ、アルバトロスなんてホールインワン以上に出ないからそこまで用意する必要がないと当時のスタッフが思ってたのかな?
ホールインワンは出来ないことはないが・・・パー3のコースでイーグルと表現されるまで。
とりあえず・・・幼少期このゲームの良さがわからなかった今のオッサンは改めてお父さんと対戦してみよう。
地味に盛り上がると思うんだ。