ファミコンエピソード・ファミコンジャンプ2

ファミコンエピソードその26。
ファミコンジャンプの2ね、1じゃないよ。
1の出来や売り上げがイマイチみたいな発言を堀井雄二氏がぼやいたら当時の編集長が「じゃあ堀井さん作ってよ」と言ったことから作られたとか・・・。
そのせいか・・・1のようなキャラたくさん出て来るお祭り感は一切なし。
ほぼほぼ完全なRPGになった。
とは言ってもちょっと変わった感じの戦闘システムで移動したり近付いて攻撃したり遠距離攻撃したりとその辺は前作に通じるものがあるか。
キャラクターは7キャラ。
当時のジャンプで割と人気作で戦闘向きのキャラ7人。
ドラゴンボールより孫悟空
まじかる☆タルるートくんよりタルるーと
ジョジョの奇妙な冒険より空条承太郎
ジャングルの王者ターちゃんよりターちゃん
魁!男塾より剣桃太郎
ろくでなしブルースより前田太尊
こちら葛飾区亀有公園前派出所より両津勘吉
どんな感じかと言うと・・・。
後半までかめはめ波しかすることのないとりあえずみんな入れてる悟空
1番弱い必殺技だが全体攻撃、あんまり役に立たないタルるーと
スタープラチナ以外何にも使えない承太郎
攻撃力が比較的高く広範囲に攻撃できるターちゃん
成長が遅く使い勝手の悪い桃
近接最強の前田さん
初期から最大遠距離攻撃が使え防御は低いが役立つ両津
ということなので・・・どの組み合わせが良い感じか自然と浮彫になるw。
ジャンプ感のあるゲームかと思いきや・・・ジャンプキャラを使った全く別世界のRPG・・・。
もうジャンプかんけーねえ!っていう内容、敵キャラが7人の原作者のオリジナルデザインという良いんだか悪いんだか・・・。
いや、それなりに面白いんだけど・・・かなりドラクエっぽさが隠し切れない、そりゃそうかw。
一応のジャンプ要素は・・・ホイポイカプセル、筋斗雲、神龍と各作品のキャラ数名。
そして神龍の願い事がRPGの概念を破壊するものがある、それは・・・お店の売り物が全て1Gになるというもの。
やってることは魔王の世界征服級に恐ろしいなあw。
世界中の経済が崩壊するわいw。
レベルは16でMAX、レベル上げは・・・そんなに苦ではない。
ラストダンジョンに出て来るロックマンというザコ敵が放っておくと増殖するので増やして一網打尽にしまた増やしを繰り返すだけでカンタンに万単位の経験値が入るというもの。
悪くはないけど・・・ジャンプらしさがあーんまり無かったなーという感想。
おかげでジャンプ関連のゲームは・・・DSまで間隔が空くことになる。
ジャンプスーパースターズだっけか、そこまで空くが・・・それらは割と面白い出来なのでやってみる価値はファミコンジャンプ2よりかはあるよw。
ちなみにこのゲームの1番悲しいことは・・・。
ゲーム発売するまでに魁!男塾が打ち切られてしまったことかなw。