ファミコンエピソード・ファミコンジャンプ

ファミコンエピソードその41。
2は先に書いちゃったけど今回は1のほう、ファミコンジャンプ
週刊少年ジャンプ20週年を記念して作られたソフトで当時連載されていた作品や過去の名作まで引っ張り出して作られた作品。
とは言っても・・・当時絶対なる人気でトップに君臨していたのは言うまでもなくドラゴンボール
ストーリーもピッコロ大魔王に世界が支配されそうになっているというもので仲間を生き返らせるドラゴンボールや移動手段の筋斗雲がある。
悟空以外の登場キャラも当時アニメ化されてた作品ばかりだったのでかなりテンションが上がったもんだ。
ステージ1=ケンシロウだ!スゲー、ぬけ作先生だーおもしろー!
ステージ2=悟空だー!冴羽リョウだー!アラレちゃんまでいるー!
ステージ3=聖闘士星矢だ!男塾の桃だー!・・・まんきち???
ステージ4=れいき・・・?ジョジョ・・・?イサム??かのう???
ステージ5=お!キャプテン翼じゃん!山下たろー??きゅういち??あ、キン肉マンだー!
って感じだったなーw。
当時まだジャンプ読んでなかったからさ、ステージ3の桃以降・・・「だれ?」って感じになりまくったわw。
しかもステージ4の現代のキャラなんてさ・・・アニメ化もされてない作品なのよ?
このジョジョはジョセフだが・・・当時そこまでジョジョって人気作品でも無かったんだよね、よく出られたなあ・・・。
今となっちゃ超有名だが・・・いやもしかしたら将来的なヒットを予想して取り入れたのか?
このブログで結構何回か書いてたと思うが・・・このファミコンジャンプ、当時クリアしたのがワシだけでさ~。
ピッコロ大魔王がいるキングキャッスルの長いダンジョンとピッコロ大魔王をスルーしてラストフロアに行ける裏技をたまたま見付けちゃってさ。
みんなその長いダンジョン、ピッコロ大魔王撃破が出来なくてさ・・・詰んでたわけよ。
そこでワシがスルー出来る裏技を発見したもんだからほぼ毎日のように誰かの家に呼ばれ教えてたりして毎晩電話が掛かって来て攻略法聞いて来たりなんてあったわけよ。
しまいにゃパスワード丸暗記してた時期もあったわw。
今思えば・・・よくそんなパスワードなんて暗記出来てたもんだ・・・まあ、友達の家々で毎回パスワード入れるなんてたくさんやってたから小学生の頭脳なら暗記出来るか。
ラストフロアの反逆同名の13人戦がこのゲーム1番面白いところなんだよな。
色んな漫画の強キャラ、ラスボス、ライバルキャラなど様々。
その作品にその作品のキャラぶつけても五分五分ぐらいなので苦戦したりもするが・・・意外なキャラ同士で戦わせると強かったり弱かったりするのがポイント。
中でも世紀末覇者ラオウに山下たろーくんをぶつけるのが1番意外性がある、まさかあのラオウを山下たろーくんが史上最高のボールを2発ぶつけるだけで倒せるとかなかなかあり得ないだろw。
他にもゴールドクロスのジェミニのサガにぬけ作先生をぶつけるのが1番いいとか、幻朧魔皇拳がほぼ効かないという強み(ごくまれに効く)。
ジョジョが当時どの辺の連載してたよくわかるのがボスとして出て来るエシディシ、何と悟空の太陽拳で即死するという酷い扱いw。
さらに銀河・流れ星銀のラスボスであるはずの赤カブトが出て来るがアラレちゃんに遊ばれると即効で終わるというこれまた酷い扱いw。
ってか銀差し置いて赤カブトだけ出るってのもなあw。
ラストはマジュニアなんだけど・・・道中でマジュニアよりも恐ろしい存在なのが・・・ジノ・ヘルナンデス、キャプテン翼のイタリアのゴールキーパーである。
攻撃自体はたいしたことないのだが・・・あらゆる攻撃を完全防御、そしてはじき返すという恐ろしい技がある。
ゆえに1番高いダメージが与えられるのはケンシロウなのだが・・・それをはじき返しケンシロウが大ダメージを受けてしまうこともある。
最悪の場合、2回連続で無想転生がはじき返されケンシロウが負けるなんてことも・・・。
しかもこのヘルナンデス、聖闘士星矢の攻撃を全て100%無効にする、ぬけ作先生のギャグを一切理解しないで無効化する、サッカーを知らない悟空を相手にすらしないという中々の強キャラだったり。
中にはこのヘルナンデスで詰んだって人も少なくないだろうなあ・・・。
しかしまあ・・・最後の敵が13人ってのが少し微妙なんだよなあ。
こっちの仲間は全部で16人、なので3人ぐらい使われないで終わってしまうキャラがチラホラ。
その筆頭が荒野の少年イサムである、ステージ4でもさほど活躍する機会はないしラストエリアでも活躍する場面はほぼなし。
一応・・・ヒゲゴジラを相手にするのが1番いいんだろうが・・・ヒゲゴジラ相手だとアラレちゃんや冴羽リョウのほうがもっと相性良く倒せるという始末。
そしてジョジョも冷遇されている、ステージ4ではサンタナのボス戦が組まれさらに波紋の修行やサーキットの狼イベントでパワーアップイベント2回もあるんだが・・・。
ラストエリアでの戦いはまあ・・・活躍しづらい、何せ能力が何故かランダムな上に攻撃も一定の確率で失敗するという面倒さ。
他のキャラは全員活躍する場面がちゃんとあるだけにこの扱いは不遇である。
ラストフロアの対決は新しいジャンプの新旧キャラで改めてやって見たら面白いんじゃないかな?と妄想することはある。
前にそれっぽい同人動画があってラスボスがデスノート夜神月でそれをマキバオーが倒すって内容だったなあw。
まあ特に何も考えなければそれなりに楽しめるゲームではあったが・・・一部の人からは辛口の評価になる作品だった。
その辛口意見が次回作は堀井雄二になるという繋がり。
ちなみにどっちのゲームにも出ているのは悟空と両津と剣桃太郎だけね、ジョジョは1作目がジョセフで2作目が承太郎なので判断難しいがw。
ジョセフも一応出ているが完全にチョイ役だしなあ・・・あ、江田島平八クリリンマジュニア、ブルマ、カリンさま、亀仙人、この辺も引き続き出てたんだっけか?
このファミコンジャンプのエンディングは・・・正直微妙なもんだったり・・・w。
エンドロールで登場した漫画と作者の名前が出るところだけ少しだけ盛り上がったりもしたが・・・。
まあ良くも悪くも癖が強いゲームではあるね。