フーゴの活躍はたった1度だけ

年またぎになっちゃったジョジョアニメ感想。
追い詰められたフーゴがトドメを差されるその瞬間・・・アバッキオが任務優先で動いたことを察知されてしまう。
トドメより先にそっちをどーにかしようとするイルーゾォ、ここでトドメ差しとけば・・・なんだけど、それだけ自分の能力に自信を持っているということなんだよねえ。
犬の床絵の割れ目に任務のキー発見、早速入手しようとするが・・・イルーゾォが今度はアバッキオを襲撃。
すぐに鏡を割りバックステップで回避、そしてすぐに能力を理解。
そして改めてキーを取ろうとするが・・・鏡の世界に引きずりこまれてしまう・・・が!
それはアバッキオの咄嗟の罠、キーを取りに行ったのは数秒前の自分、つまりムーディーブルース本体ッ!
マンインザミラーの首を締め上げ一気に形勢逆転。
ムーディーブルースマンインザミラーをフルボッコ
アバッキオ自身の腕っ節がチーム1なのでスタンドも普通に強いんです。
カプコンのゲームで唯一アバッキオ操作できる場面だけど本体もスタンドモードもメチャクチャ性能いいんだよね、普通に強いというアバッキオ
まあマンインザミラーは能力重視でスタンド自体はそんなに強くない、3部の死神13に近い能力やね。
死神13ならスタンド引きずりこんじゃった時点で終了だが・・・。
イルーゾォは半分だけ本体を引きずり込み半分だけスタンドを外に出すという裏技みたいな方法でアバッキオの動きを封じる。
原作当時見ててもそれはズルいなーと思ったわw。
任務失敗だけじゃなくてジョルノの言うとおりの展開になり焦るアバッキオ
ロクに身動き取れない状態で追い詰められイルーゾォは勝利宣言。
しかしキーが無くなっていることに気付く、ただ隠したのではなく・・・。
手を切断し手だけリプレイというこれまた裏技に近いようなスタンド操作。
ここで迷わず手を切断するってのがアバッキオの覚悟の高さなんだよなあ。
さっさと殺しておけばキーの運搬を阻止できたのに~と煽るアバッキオ
基本イルーゾォは能力に過信があり決め手が甘いという弱点がある。
死んでも任務を遂行することを重視しジョルノに思いを託すが・・・。
ジョルノにはその思いは届かず・・・キーを手にして微動だにせず。
何やってんねん!ジョルノ、空気読めよ!と当時原作見ながら思ったが・・・。
またここでイルーゾォが余裕たっぷりにジョルノを追い詰めようとするが・・・。
なんとジョルノはフーゴのパープルヘイズのウイルス入りカプセルを割って引きずり込まれたッ!
アバッキオ以上の覚悟を見せつけたのはジョルノッ!
どーすんの?コレ、というのがほとんどの人の初見感想だろうなあ。
ここでジョルノの覚悟を心配し最後まで流れなかったアバッキオの回想の続きが流れる。
アバッキオは自分の慢心から相棒を死なせてしまった悲しい過去、兵隊で無感情で任務を遂行している時に1番の安心感を得られるようになってしまった。
それはジョルノと意見対立するわな。
ジョルノの自爆行為は見事イルーゾォも感染させ敗北確定に。
ただジョルノの冷静さが際立ってる瞬間でもある。
「あー同じ症状ですねー」と特に慌てることもなく。
30秒程度で全身にウイルスが回りもうおしまいなんだと宣告。
30秒が以上に長く感じるのはアニメやマンガならではのことなので今更ツッコまないようにw。
その頃フーゴがご丁寧に説明、これしか倒す方法がないから!と。
追い詰められたイルーゾォはウイルスだけを切り離そうとするがスタンドがこれを許可しない。
自分の能力に許可されないってwと笑っちゃったわ。
イルーゾォも並のギャングじゃなく感染した腕を・・・切り離すッ!
何とか全身に回る前に逃れたが・・・。
逃げられてもまだ余裕たっぷりのジョルノ、この辺がDIOっぽい冷静さというべきか。
外に居るパープルヘイズで追撃が出来るとジョルノ。
ここで中の世界のものは動かせないって部分がまるまるカットされてたなあ。
まあ、確かにどうでもいい部分だったが。
相手がどこにいるかわからないと追撃できないと思われたが・・・ジョルノがさらに機転。
外でレンガを蛇に変え位置をサーチ。
そして・・・ついに本体を捕まえたパープルヘイズ。
圧倒的にパワーが高いパープルヘイズに捕まったらほぼ最後。
しかしイルーゾォも最後のあがきをする、スタンドパワーを振り絞って1度だけパープルヘイズの攻撃をガードしスタンドも鏡の世界へ引きずりこもうとするが・・・。
カプセルが発射され殻が割れ・・・モロにウイルスを浴びる。
今度は腕だけじゃなく一気に全身に。
さらに感染だけじゃ済まさずパープルヘイズのラッシュ。
獣のような叫び声「うばしゃああああ!」というのがパープルヘイズの声。
オラオラとか無駄無駄が基本のジョジョワールドの中でもぶっ飛んだ奇声だよなあ。
パワーAでさらにウイルス感染でグチャグチャになった身体にラッシュなのであっという間にイルーゾォ死亡、ほぼ消滅という形で。
溶けたというかウイルスに全て食われたというか、なかなか悲惨な死に方。
マンインザミラーとイルーゾォは撃破したが・・・まだ問題が残ってた。
ジョルノもパープルヘイズのウイルスに感染しているからどうしょうもない、と思っていたら・・・。
パープルヘイズのウイルスの中で生まれた蛇からワクチンを接種出来るというこれまた裏技のようなスタンドの適応。
そして血清をジョルノ本体に注入し・・・ウイルス感染を防ぐ。
これら一連の行動についにフーゴも心を動かされ敬意を表する。
前回ジョルノにめちゃくちゃキレてた人とは思えないw。
さらにここでジョルノが敬意の相手が違うと否定。
アバッキオがこういう行動を取ることを予想してたからこそ出来たことだったと。
それをちゃんと影で聞いてたアバッキオもこれには苦笑いだろうな。
これで終わり方思いきや・・・ED後にアニオリのCパート。
駅で拳銃自殺をしている光景、焼け焦げた何かを手にする暗殺チームリーダーリゾット。
こういう保管も忘れないあたりいい演出だよなあ。
1クールだけでどこまで進むか心配したがクール数が多いおかげかかなりいい内容に仕上がってるわけで。
アニオリが4部アニメよりダントツで多いのがホントにいいね。