精密機動性がEじゃなかったらトップクラスの強さ

1クール終わりそうなのにまだホルマジオ戦というゆったり進むジョジョアニメ。
それだけ尺に余裕があるってことやな。
小さくされ攻撃力がなくなったエアロスミス
ついにホルマジオに捕まってしまうナランチャ
ホルマジオに踏みつけられてるところから回想スタート。
アニオリでナランチャママが描かれるのはいいね。
ここで目の病気が原因のような描写。
でもしっかりとした原因は父親の口からは何も語られず、多分違うんだろうけど語られないことからの勘違いが間違った認識になっていくんやね。
そっから親子関係が崩壊し町の不良連中とつるむ。
町のパン屋で万引きをして飢えを凌ぐシーンもアニオリで追加、これ普通に常套手段じゃない?大丈夫?真似できちゃいそうだが。
兄貴としたう少年こそナランチャの拠り所かと思いきや・・・コイツも残念ながらクズでナランチャを利用し自分の犯した犯罪を擦り付けてしまう。
で、警察も警察でロクすっぽ調べようとせず金髪という理由だけでナランチャを暴行。
ここで目を負傷する描写の追加、まあ目とかはちゃんと治療しないと悪化するだけだよなあ。
最初は兄貴を疑ったがそう考えるのをゲスと思ってしまう、ちゃんと確かめようと1年少年院に入れられたナランチャは兄貴のところへ向かうが・・・。
目の病気で母親が亡くなったことをバラされうつると周りが居なくなる、ここでブチ切れるのではなく死ぬ運命と悟ってしまうのが悲しいよなあ。
ナランチャの場合は環境が悪くて人生がおかしくなっているんだよな、本人は純粋に生きたいだけだろうに。
わずか15歳で全てを失い野良猫と同じようにゴミ箱を漁る生活、それを一般市民が見てドン引きしているが「仕方ない」と吐き捨てられるのもなかなかキツい描写。
しかしそこへ一般人ではないギャングが見つける、それはフーゴだった。
「コイツにスパゲティを食わせてやりたいんですが構いませんね!」
そしてブチャラティの前に用意されてあったスパゲティをナランチャへ。
この辺はブチャラティの教育がよーく出来てるからフーゴがこういう行動取ったんだろーなあ。
その後ナランチャの目の病気のために入院させる。
何故何も知らないホームレスの少年の自分のためにここまでしてくれるのか?という問いにあっさりと・・・。
わけなどないと感情込めずにいわれる。
そしてガキは学校へ家に帰れと諭される。
ネアポリスではギャングが治安を仕切っているのはさすがにナランチャでも知っているようで。
そこでこの男がギャングと理解し心動かされたナランチャはついに拠り所を見つけ働かせて欲しいと懇願。
しかしそれを突き放すブチャラティ、しかしその行動がさらにナランチャの心を動かしてしまう。
家に戻り学校にも行ったがそこにはブチャラティ以上の人間はおらずより決心が固まる。
ナランチャが最も大切にしている友情を1番大切にしてくれる人に出会えてはしょうがないか。
ブチャラティも15歳の少年をギャングにはしたくないという思いがあったが、その優しさがいいのか悪いのかナランチャの人生を良くも悪くも変えてしまったわけで。
ブチャラティに内緒で組織の試験に合格したナランチャ、まあ描かれなかったけど絶対ブチャラティはブチ切れただろーなあ。
回想終わってホルマジオ拷問、そういえば「この傷ハゲになって残らねーだろーな?」がカットされてたなあ、微妙に悲しいw。
何も関係のない人間を巻き込むのを嫌うブチャラティ派の考えと何千億のためなら人が死んでもおかしくないという考えの暗殺者チームの決定的な違い。
最終的に目的は一致するんだけど相容れることは絶対にないだろうね。
さらにホルマジオはボスの娘がスタンド使いであることを推理、それこそがボスの正体を探る最大の近道と考えていた。
ホルマジオの拷問は小さくなった状態で蜘蛛と戦わせるというゲスっぷり。
小さくなったエアロスミスの攻撃は空を切り捕まってしまうが・・・。
ナランチャの必死の抵抗むなしく人と蜘蛛が近い大きさで戦えば結果は明らか、ジャングルの王者ターちゃんやバキでも有名なこと、昆虫が最強説。
ガラス片で攻撃する際にポケットから潜伏先の地図を落とし見つけられてしまう。
拷問せずとも情報を得たホルマジオは勝利を確信しナランチャを助けようとせず高笑い。
そして・・・冷静に喋りだすナランチャ、これこそジョジョ特有の相手が勝ち誇った時・・・そいつは既に敗北している流れ。
エアロスミス二酸化炭素を探知していることを言う、酸素じゃなくて二酸化炭素
吐く息からだけではなく・・・燃焼した時にも発生する。
さっき車にうっかり銃撃しちゃってたことを思い出しそこへ攻撃してたことを言う。
つまり・・・ガソリンに引火させていたッ!
レンタカーは爆発炎上、モロ近くにいたホルマジオは全身火達磨になる。
そしてナランチャは能力解除され元の大きさに。
全身を焼かれても諦めないホルマジオは手首を切りその血を小さくなって浴び火を消す、こちらもなかなかの覚悟っぷり。
そのまま逃げようとするホルマジオ、車が炎上し二酸化炭素だらけで追跡が出来なくなった!と思われたその時・・・ナランチャもギャングなんだなというぶっ飛んだ行動。
それは・・・火をもっとでっかくするという行動ッ!
停めてあった車を次々に狙撃し爆発炎上させる。
あたりはあっという間に火の海に。
小さくては焼け死ぬところまで追い詰められホルマジオ、ついにナランチャと対峙。
正気か?という問いに「町中に火をつけなくて済んだ」と冷静にぶっ飛んだ発言。
3部や4部とは違いギャングなので平気でぶっ飛んだ行動をするってのが5部の凄いところだよね。
そしてどっちが速いは勝負になり・・・標準サイズエアロスミスは見事にホルマジオを銃殺。
まともに攻撃が入れば即重傷というのが実はエアロスミスの強さなのね。
まあ機銃だしそらそうか。
勝ったには勝ったが・・・買ったものが全て燃えちゃってたということで任務「未」完了。
隠れ家に戻って当然カンカンなフーゴ
尾行されたことに怒ってたがあんな能力じゃしょうがないだろ、それに敵を倒したほうがこの場合は正解なのだが・・・フーゴはそれを認めない。
ジョルノだけがナランチャの行動を賞賛、それに喜ぶナランチャという光景がアニオリで追加されてたが結構大事だよなあ、こういう追加は。
そして懸命なボスなら何か指示を出すはずだから動かないほうがいいと言うジョルノ。
まだジョルノを認めてないフーゴが「たいした頭のキレだな、参謀にでもなったつもりか?」とここでもアニオリ追加、いいね。
こういうまだ認めてない感を出すってのは。
認めてないのはもう一人アバッキオ、当てずっぽうなことと云うなと絡むがすぐにメール来たよとなる流れがコントだよなあw。
ボスからの指令、キーをゲットせよ、とのこと。
乗り物のキー、何の乗り物かは知らされず。
キーゲットのメンバーはジョルノ、フーゴアバッキオの3人。
ブチャラティは何でこのメンツにしたのかな?
今さっき言い争いしてたのに・・・それとも認めないならその目で確かめろってことでもあったのかな?
まあ何かしらの意図は感じられるよねってところで次週。
ようやく5部屈指のチートスタンド、パープルヘイズが出てくるかあ。
それにしても・・・1クール使ってまだここまでしか進んでないことが意外。
しばらく楽しめそうだね。