ファミコンエピソード・ダブルドラゴン3

ファミコンエピソードその53。
テクノスの名作ベルトアクションシリーズの3作目、ダブルドラゴン3。
1はそれなりに面白い。
2は3つの技、旋風脚こと竜尾嵐風脚、昇龍拳みたいな天殺龍神拳、そしてタイガーキックのような爆魔龍神脚がありとても面白い。
そんな名作2つの続編のダブルドラゴン3はさぞ面白いだろう!
そう思って初めてプレイした・・・数分もすると「ん?」という気持ちになり「え?」と進化してしまい「ええ~?」となってしまうw。
そう・・・この3作目のダブルドラゴン・・・非常に難しかった・・・。
何が難しいかって・・・まず・・・技が・・・出ない。
とにかく技が出にくい。
そしてザコ敵がまあまあ強い。
なので初見プレイは大体1面でゲームオーバーになる。
恐ろしいことに・・・こんな難しい設定なのに・・・1回死んだらもう復活しないという鬼仕様。
残機なんて概念は存在せず最初のうちはコンティニューすら存在しない。
一応4面まで行けばコンティニューは出来るようになるがそれでもたった1回だけ。
道中で2人ほど仲間が増えるが・・・面クリア以外での体力回復が無いため最終面がとにかく辛すぎる。
そしてラスボスが・・・まあ強い強い。
パターンをちゃんと読んで攻撃を避けないとあっという間にゲームオーバーに追い込まれる。
それでいて異常なほどの耐久力なのでクリアさせる気が全く感じられない。
いかにしてザコ敵に苦戦せずにラスボスにまで辿り着けるかがこのゲームの1番の難しさかな。
こんなんは・・・普通の子供にゃクリアは出来ないよ。
2が面白かっただけに楽しみに買ってしまった子供は当時大きく失望してたよ。
まあ、ワシは買ってないのよ。
友人のオギワラが楽しみに買って初日に一緒にプレイしたんだけど・・・2時間ほどプレイして出た言葉が・・・。
「つまんねえ」
だったからなあw。
ゲームってのはある程度爽快感が無いとダメだよなー。
そう言った意味じゃこのゲームにおける爽快感は非常に少ない。
何でこれで発売しようと思った?とさえ疑いたくなる。
そして悲しいことに・・・このゲーム・・・とりあえず斜めジャンプのキックさえしていれば大体OKという・・・。
色んな技用意されてるけど結局ジャンプキックが1番安定しているってのが情けないところ。