ファミコンエピソード・スクーン

ファミコンエピソードその34。
アイレムの隠れた名作シューティング、スクーン。
カセットの真ん中部分が赤く光るソフトですねん、スペランカーと同じね。
ワシはこのゲーム実は・・・そんなに得意ではない。
得意じゃないんだけど・・・ワシのオカンが大得意だったのよ。
それこそ何周もプレイ出来るぐらい。
それを横でずっと見てたわ。
まあありがちな横スクロールシューティングなんだけど、少しクセがあるかな?
真っ直ぐ発射される魚雷、斜め下に発射されるアイスボール。
この1発ずつしか打てないアイスボールをどう上手く使えるかがこのゲームの肝。
魚雷は貫通式、3方向貫通とパワーアップするが・・・それ以上は殆どない。
シューティングならではのバリヤーもオプションもない。
それでいてこのゲーム最大の難しさ・・・燃料、これが基本1分でそれを切らさないように絶えずエネルギー補給しながら進めなくてはならない。
そしてこのゲーム・・・敵の動きがなかなかいやらしく1面から割と難易度高め。
それを象徴するかのような・・・ゲーム開始してすぐに1UPが出来るシステム。
多分ゲーム初めて1UPが取れる最速のゲームがスクーンじゃないかな?
最初に出て来るナマコみたいなヤツにアイスボール数発当てるとロザリオに変化しそれを取ると1UPなのだが・・・。
当てすぎると元のナマコに戻るんだが・・・もう1回だけロザリオになる、その時に取ると3UPする。
さらに1面の最初にはもう1ヵ所1UPがあるのでゲーム開始までに最大で4UP出来るという・・・。
他にも2面以降、面始めにロザリオを取っていると工場破壊で居次元空間に行けて燃料の消費を止められるなんてテクニックもあるが・・・。
知らない人が見たら完全にバグだよなあw。
魔界村と同じで2周することでグッドエンディングみたいな流れなんだよね。
オトト星人からのメッセージが出て来るのが2周目なので・・・たしかw。
2周目になると夜っぽくなるんだよね。
その2周目でアメリカに到着するとちゃんと自由の女神が見れるようになるのも面白い演出ではある。
ワシにはクリアは出来なかったけど・・・よくオカンはこのゲーム永遠とプレイ出来たもんだ・・・。
実はシューティングゲームの達人だったんじゃないか?