こんなタイミングで観る映画ではないが・・・

買おう買おうと思っててつい忘れてたが・・・。
やっとバタリアンのDVDが手に入った。
ゾンビ映画の中でも異質な作品でカルト的人気もある。
しかしまあ30年以上前に観た作品なだけにどこまで覚えているか・・・。
冒頭、この作品は実話です、といきなりハッタリw。
んで最後に「まさか」で〆る、ンな実話があってたまるか!
まず最初は・・・軍の幹部の人が何かを探しているような感じ。
ああ・・・こんなシーンから始まったんだっけ、完全に記憶には無いわ。
そっから小さな町の死体業者みたいなところで物語が始まる。
上司と部下のアメリカンな会話、この辺はテンポがいいコメディーだね。
と、ここで今まで1番見た中でおっかないものは?という質問をすると・・・。
映画「ゾンビ」のモデルになったモノが実は会社に保管されているという。
ウソでしょー?と信じない部下、上司もじゃあ見せてやると地下室へ。
ドラム缶の中にはミイラが。
部下が壊れて中身が出たりしませんよね?というと上司がドラム缶を叩いて「大丈夫だ!」と言うが・・・。
叩いた衝撃で中に詰まっていたガスが噴き出しそれをモロに浴びた2人は気絶。
ガスは・・・通気口から・・・冷凍庫へ、そこには保管していた死体が・・・。
もうね・・・テンポが良すぎるコメディーだねw。
ご丁寧なフラグ立てまくって。
気を失ってる間に他のシーン。
ものすごーくクセの強いヤンチャな方々が登場。
リーダーが1番見た目凶悪である意味ゾンビより見た目怖いw。
んでそのクセの強い方々、さっきの会社で働いてる部下の人とお友達。
仕事終わって遊ぼうということになってて待ってるのヒマだったので近くに合った墓場でヤンチャなパーティーをすることに。
入口が施錠されててもおかまいなしに破壊しぞろぞろ入場。
で、赤い髪の女性・・・実はよくどういう殺され方をするか想像しゾクゾクして興奮してすっぽんぽんへ。
幼少時、ここ水着だったか裸だったかうろ覚えだったが・・・見事にすっぽんぽん、普通に下半身モザイクなしだったが・・・。
肌色の下着っぽいなw。
海外の映画のゾンビものって結構ナチュラルに裸出てくるよね。
その頃、ようやく目を覚ました上司と部下。
すごーく気持ち悪い気分でフラフラ。
すると・・・冷凍庫から人の悲鳴が・・・さらに犬のはく製が動いている。
パニックになる2人は慌てて社長に連絡、すぐにすっ飛んで駆けつける社長。
割とすぐに状況察し遺体がゾンビになったと判断し映画通りにゾンビをやっつける行動に出るが・・・。
冷凍庫を開け飛び出したゾンビがまあ動く動く、2人がかりで押さえつけ・・・脳にピッケルを打ち込む・・・が死なない。
映画と違うじゃないか!とキレ出す、何か色々ややこしいw。
じゃあ首を切断・・・しても生きてる、死んでるけどねw。
身体中バラバラに分解、各部位が動いてるがようやく危険は減る。
これどうすっぺ?となり知り合いの火葬場に持ち込むことに。
他のゾンビ映画のゾンビだったらここまでやれば活動停止するけど・・・バタリアンのゾンビはとにかくしつこい。
完全に消滅させるために灰も残さず煙になるまで焼却し一安心・・・かと思いきや・・・。
焼却したその煙が雨雲に混ざり雨となって降り注ぐ、直接人体にはヒリつく程度だが・・・。
地面に染み込み墓の下の遺体にまで到達すると・・・次々に蘇って行く!
突然の雨で慌てて逃げるヤンチャな連中、けどガス欠寸前だった車はやっぱりガス欠になりドコかへ避難することに。
避難した先はあの会社、そこには最初ドラム缶に入っていたミイラがゾンビとなって復活しておりまず最初にヤンチャなリーダーが犠牲に。
1番強そうだったのに襲撃には弱かった。
地下にゾンビを閉じ込め他に逃げる場所はないかと何故か火葬場へ、他に選択肢ありそうだが映画ならではの無理やりな展開w。
その頃最初にガス浴びちゃった2人が急激に体調が悪くなり救急車を呼ぶことに。
しかしそこで驚きの事実を告げられる、2人は既に生きているハズのない身体になっていた。
脈も無く体温もない、瞳孔も開いており本来なら死んでいるのに意識がある、そんな状態。
まあ察しのいい人ならわかりやすいフラグだよねえ。
その頃墓場ではゾンビがたーくさん蘇り火葬場へ逃げてきたヤンチャ連中に襲い掛かり裸だった姉ちゃんがまず犠牲に。
最初にどう殺されるかゾクゾクすると言ってたことが実現してしまう結果にw。
火葬場では救急隊が担架を取りに行き準備してたらそこへ大量のゾンビ。
救急隊を襲った後に救急車の無線を使って応援を要請、ゾンビなのに行動が賢いw。
火葬場で合流しゾンビの襲撃をみんなで急いでどーにか回避。
よくもまあそんなに都合よく板やクギがあったもんだw。
どーしよどーしよとパニックになる一同、そこへ2台目の救急車が・・・でもすぐに大量のゾンビ。
外には大量のゾンビでどうしようもない状況。
ふさいでた玄関を破られそうになり慌てて補修に行く時にまた一人犠牲に。
その時にゾンビ一人捕らえ何故に脳みそを欲するのかと質問、死体は常に苦痛に苦しんでおり脳みそを食うことによりほんの少しだけ苦痛を和らげることが出来るとのこと。
死んでるのに苦しむ、そして苦しみから解放されるのに1番なのが死ぬことなのにもう死んでるからどうしようもない。
それがゾンビが人を襲う理由となっているこの作品。
まあある意味ゾンビらも被害者というべきか。
2台も救急車が行方不明になっているのでそこへ警察もやってくる・・・が、すぐに集団ゾンビにやられる。
他のゾンビ映画と違って襲うスピードが早いからまあ死ぬまでが早い速い。
んで殺された警官らもすぐにゾンビになって他の警察に応援要請、それも大量に呼んじゃうもんだからだんだんと絶望感がハンパない。
パトカー数台かけつけるもすぐにゾンビ大量であっという間。
打つ手なしの状態に追い打ち、体調の悪かった2人が苦しみだしもがく、そして部下のほうが突然苦しみから逃れる方法に辿り着いてしまう。
そう、ゾンビ化してしまった。
中も外もどうにもならない状態になりイチかバチか近くにあるパトカーを奪って逃げる作戦に決行!
しかし全員は乗れず半々に。
火葬場に残された2人は天井裏に身を隠し助けを待つことに。
大人しく隠れてればいいものを女性がずーーーーっと泣いてるもんだから隠れてる意味もなくすぐに天井裏に隠れてることがバレるw。
ある意味こういう部分はリアルやな、実際でもパニック状態になったらずーっと泣いて迷惑かけそうw。
パトカー奪った2人はとりあえず逃げるも集団ゾンビに車を襲われついには横転、最初の会社に舞い戻ってきたわけで。
そこにはさっきのゾンビいるけど頭吹っ飛ばしてとりあえず放置しておけばまあ安全という状態にする。
その頃裸の姉ちゃんもゾンビに仕上がりすっぽんぽんゾンビの出来上がり、早速通りすがりのホームレスを襲う。
逃げ込んだ会社で警察に事情を話し助けを求めるも・・・警察もまさに今ゾンビに襲われ真っ最中で全滅してしまう。
全員絶望する中・・・タンク、最初ガスの噴き出したタンクを見ると電話番号が・・・。
軍もようやく無くしたゾンビ入りガスタンクを発見して待ってましたと言わんばかりの迅速な行動に出る。
電話して数分後・・・軍が取った迅速な行動が・・・核ミサイルだった・・・。
ヒュ~~~~~~~というミサイルが落ちてくる音。
それを顔を上げ眺めるゾンビの皆さん・・・。
火葬場では屋根裏の扉突き破られご対面・・・。
そして着弾・・・町は消滅。
死者は4000人。
軍はよくやったと上から称賛を受ける。
焼けた町はちょうど降った雨が沈めてくれる、これで決着だと安心していると・・・。
焼いた死体から出たガスが雨に混ざり・・・再び蘇るゾンビ・・・というところでエンドロール。
これが噂のバタリアンエンドですよw。
バットエンドですよ!w
主要登場人物全員死んで終わる、根本的な解決にもなっていないw。
もうね・・・衝撃的でしょ。
収集つかなくなってリセット押したような作品ですよ。
でも、違った見方をすれば結構面白い作品でもあります。
子供の頃みたら結構ホラーで怖かったけど・・・。
今じゃ笑うシーンのほうが多かったなあ。
霊元道士もそうだったが今見るとコメディー要素多い昔のホラーって結構あるのね。