というわけで昨年映画の無料チケットが発生したので無料なら観るかとアニメゴジラを観始めたわけで。
１作目、人間ドラマ中心でどうやってゴジラを倒すか→色々頑張って倒したー！→あ、それ本物じゃないよ。こっちが本物→全滅？
２作目、モスラの化身っぽい方々に助けられ地球に残ってた戦わず使われなかったメカゴジラを発見→でも想像してたんと違う→やっぱり人間ドラマ→追い詰めたけど人間を辞めれず→ヒロイン死亡
３作目、絶望と混乱に乗じて宗教的考えでメンバー支配→支配されたメンバーがギドラ召喚の生け贄に→ギドラ、あらゆる常識法則が違うため色々やりすぎ→地球の外で待機してた宇宙船かなりえげつない破壊を受け全滅→そのままギドラ、ゴジラを常識無視攻撃でどんどん追い詰める→それを操っていたメンバーがずっと主人公に精神攻撃するもモスラのテレパシーでどーにか踏ん張る→ギドラ操ってた人主人公に反撃受けとうとうギドラに常識が通用するようになりゴジラにあっという間に消滅させられる→地球で生き残ったわずかなメンバーそのままモスラの化身の方々の住処に移住→主人公ちゃっかり手ェ出してて孕ませる→このままハッピーエンドに突入するのかと思いきやわずかに残ってたロボットの起動に成功させるメンバー→死んだヒロイン抱きかかえてそのロボットでゴジラに特攻→倒せるはずも無く即死→ゴジラ倒せず→エンドロール→モスラの化身らは普通にその後もひっそり繁栄し地球で暮らしている→まだゴジラはそのまま地球に居座り続けている。
３回に分けてやったのに・・・最終的にバッドエンドでした・・・１作目と２作目がバッドエンディングで３回目でようやくハッピーになるなら納得いったが・・・最後までモヤモヤして終わるんかい・・・。
結局ゴジラより恐ろしいのは意見の異なる人間というオチでした。
今回のギドラ、キングギドラってことで重力系の攻撃ってのは良かった、解ってるじゃんー。
しかしもっと面白いと思ったのがあらゆる宇宙の常識が違うという設定。
目では見えてるけど実際には存在していない、けど向こうからは干渉できる、こちらからは無理。
さらに機械がギドラの存在によりエラーを起こしどうしようもない状況になる、さらにギドラの攻撃により時系列がめちゃくちゃになり「私たちは４０秒前に死んでいます！」というなかなか恐ろしい状況になったりする。
こういう発想はいいよ？うん、それがどうゴジラとの戦い、怪獣プロレスになるのか期待したら・・・一方的にゴジラがやられてますーだもん。
まーたゴジラの使い方がヘタってことだよ、ゴジラというキラータイトル使っておいてゴジラ要素が少なさ過ぎる。
最後主人公ハルオがモスラの化身の子孕ませた後に無理とわかってても死にに行くのは嫌な終わり方だったわけで。
モスラの化身の子、途中でハルオに迫ったシーンがあってさちょっとだけ映画館の空気が気まずくなったよｗ。
結局のところ・・・純粋なゴジラ好きには全く楽しめない作品ということ。
ＳＦファンタジー好きでゴジラ知識があんまないなら純粋に楽しめた作品かと。
ただもうわざわざアニメーションにしてこの程度しか出来なかったのかといえばそれまで。
１８００円出してみる価値は・・・ワシには感じられなかったなあ。
結局主要キャラ全滅で宇宙船も全滅だもん、どう転んでもバッドエンドです。
やはり映画はハッピーエンドで終わらないと腑に落ちない派だねワシは。
