1話だと足りないけど2話だと余っちゃうんだよな〜

2話構成の吉良吉影は静かに暮らしたい。
杜王町レイディオから始まる時は大抵異常な場面が待っている。
爪切りをする吉良吉影、2話構成だと尺が少し余るのかいきなりアニオリ入れてきました。
あーこうやって本編のフラグ少し立てたりするのね。
しかし食事前に縁側にスーツで爪切るのってどこかシュール。
さらに手に指輪をするシーンも追加してきたか、フラグばっちりだね。
んで昼下がり、若手女子社員に昼飯を誘われる吉良。
まあ外見的に若い子は食い付きそうだもんね。
んで出てくる同僚社員、やたら吉良に詳しい説明役。
エリートっぽいって説明のくだりはカットか。
んで淡々と語るが相手は女性の手首という異常な光景。
それだけ除けば実に普通の人の会話なのに・・・。
そして手についたソースを舐めるところ・・・露伴とはまた違った異常性を上手くアニメーションで表現して知ってるはずなのにこのシーンで引くわ〜。
でも吉良様、穴空けておいてそれをスルーというなかなか迷惑な行為。
他の客がこれを手に取って「穴空いてんじゃねーか!」とかクレーム入れるかな?
昼下がり、静かに木陰でサンドウィッチを食べるサラリーマン。
どこにでもあるが少しだけ違うのは女性の手首にサンドウィッチ持たせて食べてるだけ。
もう一口食べる際にちょいと気付く、手が腐って臭い始めたことに。
そんなんスプレーだけでどうにかなるもんなのかなー?
ここで吉良ジョーク、この手とは手を切る・・・そして少し笑う。
上手い事は言ってるけどちいとも笑えない。
近付いてきた犬は・・・眼力だけで追っ払う。
この眼力欲しいわ〜、ワシいっくら犬にそれっぽい眼力かけてもビビってくれないもん。
んで臭ってきた手首はいったんしまう吉良、臭いとさすがに食欲も減りそうだしね。
その後ろで重ちーが仗助と億泰と遭遇、いきなり1000円貸してくれとカツアゲにも見える光景。
当然重ちーも宝くじの賞金持ってるはずだと拒むがこの2人・・・やはり基本セコい。
今ならATMがたくさんあるからそこまで手間じゃないがこの頃なら1000円ぐらい銀行からおろしに行くのは確かに面倒だが・・・。
自分のサンドウィッチにまで被害が及びそうだったのでしぶしぶ1000円貸すことに。
借用書を作ってる間に運命は動いてしまう・・・重ちーのサンドウィッチは・・・さっき吉良が追い払った犬が持っていってしまう。
そして重ちーも自分の袋と勘違いし手首の入った袋を持っていってしまう・・・。
借用書に拇印を求める重ちーは走って行ってしまい吉良にピンチが訪れる。
さりげなくアニオリ入ってきたか、本当に拇印を押そうと指を切ろうと億泰が説明したらそこまでしなくていい!と重ちー少し焦る。
まあ仗助いるし少しの傷ぐらいならいいって考えかな?
焦る吉良、朝のシーンで指輪をしたのが災いしあっという間に自分への操作の手が伸びてくることを予感。
こっそりくすねとろうとするがなかなかチャンスがない。
仗助と億泰もサンジェルメンに行くが既に売りきれ・・・あ、サンジェルマンじゃないんだ、少しだけ変えてきたのね。
欲深い重ちーはこれを1万円で売る発言、この時さりげなく1万円で買えば良かった説少しだけ浮上。
億泰が守銭奴と罵るが見事にブーメラン、さっき1000円カツアゲしてたじゃないか。
仗助が学食にしよう、康一も今日学食だからと提案するが・・・億泰が露骨に嫌がる。
そういえば先週見事にカップル成立しちゃった康一君は由花子ともう常に一緒なのか。
それを見ながらは・・・億泰にゃあ辛すぎるわな・・・。
そんなアリオニ付け加えるとは・・・。
んで個人的に好きなセリフ、肉の厚みが1ミリしかねーし味噌汁に得体の知れないもの入れてる発言。
これ相当ツボったんだよなあ、何いれてんだよ一体・・・。
んで重ちーが実は教師の紅茶やコーヒーをこっそり頂いていてみんなでそこでランチをしようと提案・・・悪い事は嫌いなんじゃなかったのか?
んで億泰の口から「セコイ」と出てくるが・・・どの口が言うか。
他のモノを買いに行く2人と重ちーはいったん別れる。
で、重ちーと吉良はここでぶつかり奪おうとするが・・・ここで奪っちゃ逆に不審者だろうが・・・少し焦ったな?いざという時に焦る性格をちゃんとここで見せてるんだな。
重ちーは体育準備室に忍び込み一人ランチへ・・・よーく考えれば・・・随分さびしいランチタイムだなあ・・・。
食べようとするとき・・・吉良も追いつき迫るが・・・その前にコーヒー入れようとその場を離れる。
吉良は殺人鬼の顔を少し覗かせて始末しなきゃいけないところだったと言う。
この時はまだスタンド使いかどうか解らないように上手に描かれているんだよねえ。
と、そこへ仗助と億泰が何故か来る。
不良学生ってのは気まぐれだからなあ〜。
さすがに重ちーも呆れながら調子がいいとツッコミ。
それ以上に呆れてるのがピンチな吉良、予想外みたいなリアクションだしねえ。
吉良みたいな普通の人にゃあ不良の思考までは読めないようで。
それにしても一瞬で跳び箱に隠れるとかなかなか器用な吉良様。
袋かっさらうことぐらい出来そうだったんじゃない?
さらに仗助が吉良の入った跳び箱の上で弁当を食い始める、まあマナーが悪いなあ。
幕の内弁当にミルクティという億泰のセンスを気持ち悪いの一言で片付けるとか・・・ドコが悪いんじゃあ!それはそれでいいじゃん!
それに調べたら割とイケるという記事もあったしそこまで否定することはできまい。
追い詰められた吉良は足元にハンガーを発見、これをバラしてこっそり袋を取ることに。
その間どうでもいいアニオリが・・・。
弁当に付いてたトンカツ用のタレが醤油でイラつく億泰に仗助がそれが普通と言うが・・・。
東方家ではトンカツには醤油なのか・・・これは特殊のような気が・・・。
とんかつソースの立場がないと億泰、確かに。
ゲーセンの景品ゲームのようにゆーっくり袋を引き寄せる吉良、しかしシールが剥がれ落としてしまう。
シールを2回ほど剥がしてたから〜の部分はカットか。
袋が倒れ不審に思う仗助。
CM明けカットにサンジェルメンの紹介文、独自の石釜で焼くとかなかなか通なお店のようで。
袋を調べようと手を伸ばすが、重ちーがつまみ食いと勘違いし吉良の危機はいったん回避。
てりやきチキンサンドは好物だから少しかじらせてくれよと言うに決まってる!と割と的確に仗助の性格を把握している重ちー、否定してるけど絶対言うだろうなあ・・・。
そして吉良もようやく袋をゲット。
袋がなくなりせっかく入れた日本茶とミルクティ放り投げて驚く重ちー。
実に勿体無い・・・。
先々週のようにブチ切れそうになる重ちー、さすがに濡れ衣の2人はこれをスルーするが・・・。
揉めろ揉めろのセリフカットか、入れて欲しいところだったが・・・。
ハーヴェストで部屋の中を捜索し始める、跳び箱の中ということでそれをはっきり確認できずまだスタンド使いかどうか定かではないこの上手なつなぎ。
絶対そーなんだろ?と思ってる読者、視聴者を上手くまだ欺いているんだよねえ。
しかしその時体育教師がやってくるッ!
慌てた3人はその場を逃げる。
体育教師がしっかり戸締りって言うが・・・アイツらスタンド使いだからカンタンに開けられちゃうんで無駄だったりする。
かくして危機を脱した吉良だったが・・・。
自画自賛しながら帰ろうとするが、その後ろに重ちーが迫っていた。
ハーヴェストで袋を取り上げようとする重ちー。
袋が引っ張られる!とまだここまではまだ!スタンド使いでない素振り。
やがて袋は破け中から手が出てきてしまう。
そしてついに殺人鬼吉良吉影はその顔を出す。
ここでようやくスタンド使いと判明、いや解ってはいたが・・・そう見せないってこの作りは実に丁寧で見ている側に「違うの?」と少しでも思わせてしまう、荒木先生ならではの手法だね。
予想外の出来事に動揺する重ちー、バカでも異常性だけはしっかり感知する。
動くな!と言う重ちーに対し淡々と自己紹介を始める吉良。
名前どころか住所、勤務地、ライフスタイルを喋りだす。
あえて、あえて聞かせる・・・それは今言ったことを誰にも漏らさず今ここで殺害することが出来るというある意味予告のようなこと。
邪悪だが戦うことは好まない、望むもの・・・それはDIOやカーズのようなドス黒い野心ではない。
純粋に穏やかな1つの望み、静かに暮らしたい・・・たったそれだけ。
一見すると平和主義者にも見えるが実は違う、凶悪性、異常性に関してはDIOやカーズを凌ぐものを持っていた、それが吉良吉影
4部の・・・最大の敵!
そして姿を現すキラークイーン
吉良とキラークイーンの2つの顔のアップで次回!
感のいい視聴者はもう重ちーの敗北を予感しただろうなあ・・・。
今週は吉良の異常性、来週はキラークイーンの凶悪な能力。
4部のほのぼの感が一気に吹き飛んだなあ、面白い流れだ。
全員集合も来週だったりする?どうなのかな?楽しみだ。