どう見てもF-ZERO、マリオカートにハマってなくて良かった。

ジャンプ連載当時、作者の巻末コメントで荒木先生が「最近スーパーファミコンを買いF-ZEROにハマってます」と書かれてあった。
荒木先生もそういうのやるんだなーと思っていた矢先、自分の作品に登場させちゃうなんて誰が予想できたか・・・。
兄貴の時もそうだったが、身近なもので命をかけた勝負を成立させワクワクさせるバトルに仕立てあげちゃうのは荒木マジックだよねえ。
さてダービー・ザ・プレイヤーの回です。
兄貴以上に見た目で突っ込みたいところ多いテレンス君。
たった1人で5人と1匹と対峙しても全く怯まない。
ただ、これ少しでもボタン掛け間違うとあっという間に片付いてたんだよねえ。
ポルナレフがとにかくぶっ殺す!と先制攻撃して他も続いてたらどうなってたことやら・・・。
ジョースターさんが落ち着け!とか言わなきゃ良かったのにねー。
戦闘態勢に入るテレンス、多分アトゥム神は若干の戦闘能力があるだろうね、ジョジョSFC版だと殴りかかってくるし。
で、攻撃してくる手を予想する。
この時に右でも左でもなくいきなりオラオラしてたら終わってたんだなー。
ポルナレフがやっちまいな!とか言ってたけど一緒に攻撃しろよとか思ったり。
で、承太郎の攻撃を予定通りかわし地下へ引き込む。
この辺はケニーGの能力だろうから事前に打ち合わせしてたんだろうね。
そしてジョセフと花京院が助けようとするが一緒に連れ込まれる。
これが運命の別れ道なんだよなあ。
さて待ってました、ここで出ます「イグザクトリー」
ASBのボイスやCMでは淡々と静かにイグザクトリーゆってたけど、ここはやけに気合入れてイグザクトリー言ってたねえ。
イグザクトリー、そのとおりでございますと続けやがった。
大事なことなので2回言ってることになるねえ。
そして披露するダービーコレクション。
兄貴のとは違って実に気持ち悪い、これがアニメーションになるとさらに恐怖感が増す。
一部チャッキーっぽいなあ。
あまりにも気持ち悪いので花京院が顔逸らして「反吐が出る」発言してたのは微妙なアニオリだね。
そして一斉攻撃しようとする時にジョセフが珍しいハーミットパープルするんだよね。
よーく見ると剣っぽいような・・・例えるなら幽遊白書の妖狐蔵馬の樹霊妖斬拳みたいな。
しかし既にアトゥム神のペースにハマっていた。
アトゥム神の腕が承太郎に取り付きいつでも引きちぎるスタンバイOK状態。
そしてこれを掛けてまさかのゲーム対決。
この場面・・・ジョナサンだったら「やってみろ!」だろうなあ・・・。
ゲーム対決初戦はテレンスが花京院を指名。
そしてゲームは・・・FーMEGAで対戦。
しかしいくつか原作コメントが使われなかったねえ。
「日本人ならもう飽きたよ」「今年のジャン・アレジのナンバーだね」がカットされてたなあ。
日本人ならもう飽きたよ発言カットは・・・尺の都合かな?
ジャン・アレジのナンバーだね、とちょっと花京院と気が合いそうなコメントはカットされたか(笑)。
もし荒木先生がマリオカートにハマってたら花京院がヨッシー選択しテレンスがピーチ姫選択してたんだろうなあ・・・F-ZEROで良かった。
さて試合開始。
スタート前、ここでテレンス君が高橋名人ばりの連打を開始。
花京院が「こいつのこのスタートのやり方はッ!」って冷静に解説してるけど・・・お前もやれよ!と突っ込まずにはいられないわ。
まあ、友達いない花京院じゃあ対戦とかあんまりしてなさそうだからやらなかったんだろうなあ。
しかし花京院もただのゲーマーじゃなかった。
ハイエロファントの指がグンニャリした状態になりグルグルグルーと回転テクニック。
レバーだったらカンタンなんだけどねー。
なにげによく見るとボタンの色はスーファミそのものだね。
でもLとRがないあたりそこまで真似しちゃまずいかという配慮かな?
花京院!貴様このゲームをやり込んでいるな!?答える必要はない。
いいやりとりだ。
そしてテレンス、花京院が面白いぐらいにボタン連打。
もう高橋名人とかに見えてしょうがない。
恐怖乗り越えた花京院はピンチに立たされてているように見せて少しも怯まない。
と、ここで回想シーン。
久しぶりのセリフ付きのDIO
妙にホモっぽさを出しながら花京院に近づくのは子安の演技の上手さというべきか。
そしてレースの勝敗を左右するトンネル、しかし花京院はさきほどのスピンでパワーが少なくなっている。
側面でトンネルに入るという裏ワザのようなプレイで危機回避。
途中から暗闇になるトンネル、キャノン砲を避けたりする。
このゲームやりてえ。
そして僅かにダービーのほうが出てトンネルを抜け・・・次週!!
ここで来週かよ!
繋ぎが上手いというわけか・・・。
さて次回は解決編か、崩れるダービーを諏訪部はどんな演技をしてくれるか楽しみだ。