チョロ松ではなくおそ松だった漫画家

1クールでレッチリまで終わり2クール目にようやく岸辺露伴登場というわけで。
だけどまだ本格的にラスボスは出て来ない。
本格的には・・・ね。
オープニングは今回なし。
アバンで康一くんと間田の再会。
気のせいかだいぶ慎重縮んだなあ、康一くんとほぼ同じになっちゃったよ。
んで間田からのマンガ好きという振り。
友達少なさそうだから実はスタンド使い同士でお近付きにはなりたいよーだね。
ピンクダークの少年、ジャンプで連載していて作者は岸辺露伴
まあ要約するとジョジョの奇妙な冒険荒木飛呂彦って変換されるね。
不動産屋が話しているところを小耳に挟んだという部分がなんと乙雅三が話していたというアニオリに変わっておる。
これはいい演出だなあ。
早速2人は岸辺露伴宅へ。
ピンポン押そうとしたら中から腕を捕まれる・・・あれ?億泰パパにも同じことされたなあ。
何で先に待っていたのかイマイチ不命な露伴先生。
それだけイタズラが多いってことなのかな?
そして微妙な豆知識、新年特大号の表紙で〜というこの発言。
そう、昔のジャンプは新年特大号だけ作者全員表紙に載っていた時代があったんだよね。
無論荒木先生も。
そしてようやく喋りだす露伴にワシは・・・いや、ある一定の視聴者は違和感・・・いや、違和感というか・・・目をつぶると別キャラに聞こえてきたハズだ。
そう・・・おそ松さんだ!!
ゲーム版ではチョロ松役こと神谷浩史だったがアニメ版はこともあろうにおそ松さんと同じ櫻井孝宏だった!
ブシ付けな願いだがサインぐらいには応じてくれるという流れ。
まあ、高校生が大好きな作品の作者に出会ったらめっちゃテンション上がるだろーなあ。
ワシも同じ時期に荒木先生に出会えたら同じようなリアクションするだろーね。
漫画家の家というのはだいたい汚いものを想像するが・・・露伴の場合は違う、というかもう荒木先生のエリアだよね。
人それぞれだけどマン20ページぐらいを毎週4日で書けるって凄いことなんだろーな。
しかもアシスタント無しで。
徹夜とかしないで完全に日数決めて作業するのが1番いいんだろーな。
荒木先生もそういうやり方だしこち亀の秋元先生も完全に分担作業しているって聞いたし。
そしてたまたま肩にクモがついていてそこから奇妙な岸辺露伴ワールドに突入する。
面白いマンガというのはリアリティがなければ書けない、ンッン〜名言だなコレは。
自分で見て聞いて体験したものにこそ真のリアリティーがあり面白いものになる、この意見をワシも取り入れてなるべく色んなことを自分で体験するようになった。
そして謎演出、岸辺露伴にマンガ割り表現、いいねコレは。
極めつけはクモを殺して味見までするというおぞましい行為。
これ・・・きっと荒木先生本人も同じことしてそーだなあ。
確かに知らないと知っているとじゃじぇんじぇん説得力が違うし。
んで間田が気持ち悪くなって吐きそうになるところだが・・・普通に出ちゃってるし!
けど露伴はそんなことじゃ怒らない、むしろゲロを吐くときの参考になるとか言い出すし。
しかしその後のウソっぽさをあっさり見抜くあたりもさすがというべきか。
そしてしばし姿を消す露伴先生、その間に康一と間田の会議。
奇妙な展開に危機感を抱く康一に対しむしろスタンド使いであって欲しいと思う間田。
やっぱコイツ、スタンド使いに奇妙な友情を求めているんじゃないのかな。
実は道間違って居なかったら花京院みたくなっていたかもね。
調子に乗り始めた間田は生原稿を発見、そりゃ見たくなるわな〜。
サザエさんでいうノリスケポジションにならないとそういうのは見れないし。
生原稿の迫力に圧倒される2人、ちなみにコレ原作だと仗助と億泰が戦ったあとあたりのシーンのコピーだったりする。
そして明かされる岸辺露伴の能力、ヘブンズドアー。
生原稿を読んだ相性のいいものだけ本にする。
編集部の人は相性が悪いってことでいいのかな?
まだ成長途上だから微妙に使い勝手悪いようだし。
人を本にする、つまり体に記憶された自分の歴史そのものが本となり現れる。
真実のみ書かれウソは全く記されていない。
何故本にするのか、それはマンガのネタを探す、たったそれだけのことだった。
しかし岸辺露伴にはそれが何より重要で命をかけていることだった。
そして露伴は平凡な人生に突如舞い降りた転機、スタンド能力を知る事となる。
それは最高のマンガのネタを発掘した瞬間でもある。
おそらくだが・・・荒木先生がスタンドを思いついた時にも同じようことを発言していただろーんな。
危険を感じた康一くんはついに攻撃態勢に入りエコーズアクト2を仕掛けるも攻撃は当たらない。
ある意味それやったら最強ともいえるヘブンズドアーの能力、書きこむ!
岸辺露伴には攻撃出来ないということを書きこまれ攻撃が封じられる。
攻撃力は無いけどなかなかチート能力。
さらに間田も本にされており読まれてしまう。
しかしまあ恥ずかしいことばかり読まれてしまうという公開処刑
読んでおいてコイツは使えねーと突き話すドSっぷり。
そりゃあんまりだああああって泣くわな。
何故こんなことをする?恵まれているのにお金も家もあるのに!と康一が問う。
「この岸辺露伴が金やチヤホヤされるためにマンガを描いてると思ったのか!」
もうね・・・ここ、露伴じゃない。
もうね・・・荒木先生そのもの。
当時もジャンプ読みながら「荒木先生そのものじゃん!」と突っ込んでたもんだ。
暴走した露伴は作品のために康一くんの記憶の1部を奪い取る。
記憶操作もできるので何事もなかったように2人は帰宅、ご丁寧にサインも頂いて。
何も害がないように見えるが記憶を一部取られた影響は奇妙な体重減として現れていた。
20キロ減・・・すいません、ワシのも取ってくれませんか?
しかし露伴に攻撃出来ないというセーフティロックのせいですぐに忘れてしまう。
康一の姉が電話してるけどケータイで電話しないで家電でじっくりというのが時代を感じるなあ。
ワシの姉さんも毎日毎日長電話しててそりゃもう家族会議ものだったし。
原因が自分にだけ解らないまま康一くんは再び露伴の家に・・・。
やっとそこで登場する仗助、今回はセリフ少ないなあ億泰もだけど。
仕事中の露伴の部屋に入りそこで次週か。
露伴の尋常じゃない絵の描き方見たかったけどそれは次回へのお楽しみか。
ジョジョASBではスゲー手の動きになってたけどアニメになるとどうなるのかな?
それにしても・・・おそ松さんが喋っているように聞こえてしまう・・・。