一部しか見ていなかった考えもしなかったこと

先週のバラいろダンディだったかな?
苫米地英人先生がマツダ論文を紹介してくれた。
CO2削減ビジネス関連のお話。
そこで紹介されたのは電気自動車とガソリン車のCO2のトータル排出量ということ。
電気自動車がガソリンを使わずに電気で運転すればそれはまあCO2削減にはつながるわな。
しかし・・・「そこ」しか見ていない人が多かった事実。
実際にはガソリン車を生産するよりリチウムイオンバッテリーの電気自動車を作る方がCO2が多く輩出されるとのこと。
そして充電に必要な電気量、それを発電するための燃料。
何度か行われるメンテナンス・・・。
それらをトータルすると・・・電気自動車のほうが多くCO2を排出することが多いという結論に・・・。
ガソリン車が上回るためには11万キロ以上走らないといけないんだとか・・・。
これを聞いた時には目からウロコだったわ。
ホントに1部分しか見てなかった。
電気自動車だからクリーンというイメージが根付いてたが・・・。
そうかあ・・・生産の段階で2倍以上のCO2が排出されているのかあ・・・。
気付かされると見る目が変わるわあ。
一部じゃなくて全体を見ると見方が変わるってことはあるが・・・いい例だな。