ブチャラティの決断ッ!

ジョジョ5部でジョルノ以上に主役感を出しているのが・・・そうブチャラティ
そんなブチャラティ回。
ディスクを無事にゲットし早速指令確認・・・その前に無意味にディスク回転させるとはw。
指令確認しつつボートで移動。
ブチャとトリッシュ亀の中で他はボートの上で待機というシーンが追加されたか。
淡々と指令を読み上げる、CGアニメーションがあるとなおわかりやすくていいね。
ただ指令文が全てイタリア語なのでブチャ読みがなきゃ視聴者死亡やねw。
もう任務終了で和気藹々とするメンバー、美味そうな料理チョイスの話をしているがさすがに「ピッツアはダメだが」の部分はカットされたかw。
イカスミパスタをオススメに入れてくるあたりはジョジョだよね、昔ジョセフも絶賛してたし。
んで当然まだ任務中なので激おこブチャラティ、原作とは違い正面姿になったね。
で、本当の目的を持つジョルノがトリッシュの護衛を志願・・・が、アバッキオに止められる。
しかし発言の真意を唯一知っているブチャラティ、ギリギリでの協力できる範囲でのアクションを起こす。
ジョルノのてんとう虫のブローチをお守り代わりにと要求。
この察しのいいジョルノを信頼しているからこの程度のアクションで全てを通じ合えるってのがいいねえ。
このまま上陸し向かうのかと思いきや・・・フーゴからまさかのアニオリ発言。
幹部になると思ってたし任務も無事に遂行できる、そして組織のさらに上を目指しましょうと・・・あえてこういうオリジナル入れてきたかあ・・・ただのフラグだよなあ・・・切ないわ。
ボートの上で待機するメンバー、もうひそかにジョルノの探知機は作動していてしっかりマッピングされている。
直通エレベーター前で今まで弱さを見せて来なかったトリッシュが恐怖に震える。
それを優しく諭すブチャラティ、ボスの力があれば全て安全な世界になると説得。
手を差し出すがそれを突っぱねるトリッシュ・・・しかし・・・。
エレベーターに乗りそっとブチャの手を触り・・・ブチャラティは視線も表情もかえず黙って手を握り返す。
この数秒のわずかなやり取り、非常に重要やね。
これに少し安堵感を得たトリッシュが「父親のことを好きになれるかしら」と割と思いセリフ。
それを軽く一蹴するブチャラティの名言「そんなことを心配する親子はいない」
これはさりげないけど名言なんだよなあ・・・この後起こる悲劇に埋もれちゃって目立たないけど。
屋上につく・・・しかし・・・トリッシュの姿は・・・消えていた、残されたのは握っていた手だけ・・・!
ここでブチャラティがボスの真の目的を察してしまう。
そしてついにブチャラティの過去。
ブチャラティの父親が漁師の仕事しているシーン、それを少し手伝うアニオリ追加、いいねこういうのは。
文章だけだった説明に映像が加わるのはアニメ化してよかったと思える瞬間でもある。
ブチャ親子が離婚しどちらと一緒に暮らすかの選択を7歳のブチャラティにさせるという非常な現実・・・こんなのは子供にさせちゃいけないことなんだけどなあ・・・。
選ばせるけど母親が徹底的に誘導、何も言わない父親。
この場合、いやほとんどの場合・・・実際にこういう場面になったら9割は母親側に引き取られていくんだが・・・ワシもそうだったように。
ブチャラティの取ったのは・・・父親。
立ち上がって驚く父親、出来れば凄く嬉しそうな表情を見せる1コマはカットして欲しくなかったなあ。
ナレーションだった母親は強いから大丈夫という部分はブチャラティの心境にかわったか。
でも父親のような人間はきっと過去を引きずってダメになる~の部分はカットしちゃダメだろ。
その時のブチャラティの優しさを感じ取るがどこか寂しげな表情はちゃんと描いて欲しかった。
そしてこの頃からブチャラティの服装が変な感じに・・・w
漁師だけの仕事の稼ぎではブチャラティをいい学校に入れられないと船の渡しの仕事も始める父親。
これが運命の車輪となり動き出す結果に。
とある2人組の客を乗せるシーン、アニオリであの島はあんまりいい釣り場じゃないとコメントの追加。
そして・・・夕方、ブチャラティの父親が銃で撃たれ重態で運ばれてくる。
釣り船に釣竿を忘れ届けにいくシーンはオールカット・・・直接麻薬売買するシーンはカットされたかあ・・・放送コード的な問題かな?
代わりに刑事が来て麻薬の密売を目的して撃たれたことを教えるシーンになっており少し嫌な感じの雰囲気、事件の証人だから死んでもらっては困るというあまりにも人情味のないセリフだなあ。
父親がこの時に即死していればブチャラティは幸せだったかも知れないという切ない解説。
そして・・・時に自分の意志で正しい道を選択する余地などない抜き差しならない状況というのも存在する・・・これは重たいなあ。
事件の証人なので当然始末しに来る密売人、そして・・・ブチャラティの漆黒の意思が躊躇無く密売人らを殺害、わずか12歳での犯行。
父を守るという行為ってのが・・・実に切ない。
この時既にブチャラティの精神は完成しつつあるのかもねえ。
報復は続く、今回は守れたが次は守れないかも知れない・・・その為にブチャラティはギャング組織に身を置くことを選ぶ。
警察もロクに信用できず町を裏で仕切り守るギャングこそ正義だと信じ働くブチャラティ
この辺はジョルノと同じ感覚なんだろうね。
守った父親は怪我の後遺症から死亡、欲望の白い粉を許さないという心情がここで完全に揺るぎの無いものとなったのだが・・・。
それ以上にブチャラティの喪服のインパクトが強すぎたw。
マジメなシーンなのにその服で笑ってしまった人多数出た模様。
町のギャングとのいざこざで再び麻薬を目にし激高するブチャラティ
禁じ手としてたはずの白い粉に再びキレる、信用していた組織のボスまで自分の気持ちを裏切ったことに。
そして・・・今度は自分の娘すら自分の地位を守るために殺害しようとする行為に・・・ブチャラティは再び裏切られた気持ちになってしまい・・・!
ジョルノの意思ではなくはっきり自分の意思でボスを始末する覚悟をする!
まさかこういう形でジョルノ側につくことになるとは当時原作見てて思いもしなかったなあ。
はっきりとボスを裏切る形を取るんだから。
ジョルノから受け取った探知機ブローチをうまーく取り付け追跡開始。
ジッパーを上手に使い追跡、そして先回り。
ボスの前に出ることが出来たが・・・追跡は当然のようにバレており死ぬこととなると宣告。
ブチャラティの先制攻撃は不発に終わるがトリッシュは奪還できた、さりげなく腕をアバッキオの時のようにくっつけるこのジッパーの汎用性の高さ。
何故に任務遂行し尊敬の念すら抱いたというのに裏切られるということに正直に驚き落胆しつつも理由を聞いておきたいボス。
言ったところで理解なぞ出来ないとブチャラティは顔の中に隠しておいたケータイを取りだす。
ジョルノにブローチの探知機を利用し場所を特定させるがこの時既にジョルノの口調が取り乱していることにも注目。
怒りで若干取り乱していることもあり最後までジョルノの忠告を聞いていない。
そしてボスがいるであろう場所に攻撃をしかけ・・・たが・・・そこにいたのは・・・自分。
非常に理解しにくいスタンド能力、キングクリムゾン。
時間を飛び越え消し飛ばす、ブチャラティは未来の自分自身を見ていた・・・!
そして致命傷級な攻撃を受け腹を貫かれてしまう・・・ここで次週ッ。
この能力が果たしてオープニングにどんな影響を及ぼすか楽しみだなーw。