少しだけ救われた

史実通りになって鬱展開が待っているのか、それともIF展開が起きるのか?
注目の集まったウマ娘プリティーダービーサイレンススズカ天皇賞・秋回。
史実とは少し違いエルコンドルパサーナイスネイチャメジロライアンウイニングチケットヒシアマゾンが出走していたが・・・まるでギャロップレーサーだな。
史実通りサイレンススズカが大逃げをし前半1000mを57秒台で過ぎていく。
3、4コーナー中間大ケヤキの向こう側。
そして・・・あの瞬間はやはり訪れてしまった。
アニメだろうとサイレンススズカサイレンススズカ
1番見たくない瞬間だった。
20年前の悪夢が蘇る、あの時の絶望感が・・・。
そして・・・スズカが目を覚ます。
競走中止、そして・・・骨折。
しかし・・・史実とは違った、粉砕骨折ではなく骨折。
そして・・・サイレンススズカは生きていた。
スペシャルウィークが脚を助けに行ってスズカの脚を庇う。
史実とは違うが・・・実は史実と結果は同じかも知れない。
史実ではあの故障した時、サイレンススズカは痛みにこらえ落馬しないように自らの脚より武豊の命を救った、あそこでスズカが故障し落馬していたら・・・もしかしたら粉砕骨折にはならなかったのかも知れない。
だが、鞍上のユタカの命はどうなっていたかわからない。
アニメではスズカの命をスペシャルウィークが救ったということか。
サイレンススズカが生きているIFストーリー。
あくまでIFだが、サイレンススズカが生きているということで気持ちが救われたという人が一部いるはずだ、少なくともワシはほんの少しだけだが・・・気持ちが楽になった。
昨晩、1時ぐらいにツイッターのトレンドワードにサイレンススズカが急浮上した。
1998年に死んだ馬が20年の時を経てまさか急浮上するとか誰が想像できたか。
そしてワシはアニメを見終わったあと・・・何故か泣いていた。
20年前の無念な気持ちが蘇ってしまったからか?
それともアニメとはいえサイレンススズカが生きていることに安堵したからなのか?
もしくは両方か・・・?
こういった競馬の少しダークな部分を知ってはなれる人も当然いるだろう。
ただ、そういう真実を知りますます競馬に興味を惹かれる人間がいるのも事実。
ワシのライスシャワーの死をきっかけに競馬をもっともっと知りたいと思うようになった。
さらに20年後ぐらいに「実は自分ウマ娘から競馬始めたんですよ」という人が現れるといいなあ。