家路途中。
もうすぐ家に着くぞーという時に親からの電話。
「アンタ今どこ？大丈夫？」
何だ？大丈夫って。
「今近所で何か事件があったみたいなの！」
なんのこっちゃ？と思っていたら目の前に特殊警棒持った警察官が歩いていた。
んん？？早くも異様な雰囲気が出ている。
それだけじゃあない。
ワシの住んでるマンションの前に２台の車が停まっている。
いや・・・車じゃない！覆面パトカーだ！
防刃チョッキを身にまとった刑事さんが複数、特殊警棒を装備して走っていった。
ちょっと好奇心が沸き起こったのでちょっと追跡してみることに。
あるアパートの前にいかにもベテラン風な刑事さんがいた。
リアル平泉成だ！
しかし・・・その刑事さんをよーく見ると・・・血の気が引く衝撃を受ける！！
右手には特殊警棒・・・しかし左手には刃渡り３０センチ未満の刃物が・・・！！！！！
血はついていなかったが・・・明らかに何らかの凶器！！
もしかして・・・犯人は凶器を残して逃走したのか！？
だからさっき警官や刑事が走っていたのか？
携帯電話で何やら色々話しているのが聞こえる。
遠くから聞こえたキーワードはこんな感じ。
ヤオコー、店で揉めて、万引き。
よくわからんけど・・・近所のスーパーで何かしらのモメ事があって凶器が出てきたというわけか。
救急車は来ていないので怪我人は居ないのは解るが・・・。
あと既に容疑者？は確保されているようだ。
しかし・・・怖いなあ。
近くには子供が多数集まる公園もあったので警官数名が特殊警棒もってダッシュしてた時はホント、緊張が走ったよ。
しかしまあ・・・冷静になって気が着いたが・・・。
もし・・・もし何らかの事件に関わった人が凶器を持って逃走してたということだったら、リアルに死の危険性があったわけだ。
野次馬根性は・・・死を招くかもな。
警察が特殊警棒持って走ってたら見に行くのではなく・・・。
安全な場所へ逃げるのが正解だろうね。
