ダート路線のあり方

応援していた田中博康君が無念、2着でした。
勝ったのはワシの予想では「無い!」と診断された岩田康誠騎手のテスタマッサ。
しかしまあ・・・こんな実績がまるで無い馬に勝たれちゃうとはねえ・・・。
所謂芝崩れのダート馬。
芝で勝ったもののその後さっぱりでダート走ったら短い距離連勝してそのまま挑戦したら勝っちゃいました〜。
腑に落ちぬ・・・実に腑に落ちぬ。
JRAにおける芝至上主義体質をもう少し改善して欲しいね。
JRAでデビューして今日までに2〜3歳の間走ってダートの重賞はたったの1つ。
しかもダービー翌週のユニコーンSまで無い。
指定校流の重賞ならいくつか存在するが、今日のJDDまでにGⅠレースはいくつあったか?
全日本2歳優駿のたった1つだけ。
ダート中心の地方競馬はちゃんとダートならではの番組構成が組まれているのは言うまでも無い。
ちゃんとダート路線を歩んできて頂点決めるレースで芝崩れの馬、それも自己条件連勝してきただけの馬にかっさられるんだから、せっかくダート番組が構成されている意味が無い。
と、言うかJRAのダート競走があまりにも冷遇され過ぎているだけなんだけどね。
ダービーグランプリの変わりに今年から新潟で3歳ダート重賞あるけど正直微妙。
京成杯とか要らないからさ、1月あたりにダート3歳重賞を作ってみたりとか。
あと、ヒヤシンスSとか端午Sを重賞にしてもええんじゃないかと。
ウイニングポストやったら自己条件連勝しただけでJDDに登録しても調教師に「挑戦するには実績が足りません」とか言われるだろうに。
しかしまあ、調べてみたら南関東の馬と中央の馬しか勝って無いのよね。
全国交流のレースなハズなのにフタを開けてみたら結局南関とJRAぐらいしか結果を出せていないとは。
たまには他地区から物凄く強い馬とか出現すると面白いのにねえ。
昔は各地方競馬には怪物と呼ばれる馬がいたわけで。
アブクマポーロメイセイオペラは言うまでも無い。
トウケイニセイトミシノポルンガ、ジュサブロー、ブライアンズロマン
今じゃ地方競馬ではフリオーソぐらいしかおらんか。
またダート路線に暗雲が立ち込めた感があるのう。
あ、そういえばナンバーズのグロリアスノアは何着だったかな〜?
4着・・・まあ、悪くは無いか。
っていうか1〜6着全部中央馬かよ!
地方最先着が金子正彦サイレントスタメン・・・。
これは地方競馬がだらしないのか、それとも中央のレベルが高いのか・・・。
そういうのをはっきりするためにもダート路線の充実化が必要だね。