ファミコンエピソード・ゴーストバスターズ

ファミコンエピソードその45。
映画が大ヒットしたのでそのノリでゲーム化するってのは昔まあまああった。
グーニーズキングコング、そして・・・ゴーストバスターズ
このゲームはコナミではないんだが・・・どーしてこれをゲームにしてしまったのか・・・というぐらい酷い出来w。
正直・・・ゴーストバスターズ2のファミコンはそれなりの出来で割と面白い出来なのよ。
だけど・・・この1だけは・・・はっきりクソゲー
初めてプレイした時にまず目的が解らん。
ゴーストバスターズのマークが街中をウロウロ、四方からゴーストっぽいのが出て来るが触れるとそのゴーストが止まるだけ。
時々建物が赤く光るがそこにゴーストが出現しているというサイン。
しかし・・・何と最初はビーム、ゴーストキャプチャを所持していないので買うところから始まるという酷い設定。
普通は最初から持ってるだろーに・・・。
いざ道具を揃えて場所に向かうと急に始まるレースゲーム。
他の車にぶつかると罰金、そして異常なほど燃費が悪い車なので常にガソリンを気にしないといけない。
目的地に着く前にガス欠になるとガソリンスタンド行きになってしまい目的地に辿り着けない。
ざっと説明すると・・・あちこちに現れるゴーストを捕まえて報酬を貰い一定の金額を目指す、そうするとズールにはいりなさい。と言われる。
そしてズールに入り最上階へ向かうとラスボスが居るというもの。
ズールに入ると急に3人態勢になりあちこちにいるゴーストを避けながら進む、ゴーストにぶつかり過ぎるとゲームオーバーになってしまう。
何でこの場面でビーム使えないのか謎である。
ラスボスは原作通りゴーザ、早めに倒さないとビルを登ってくるマシュマロマンに強制終了させられると文章だけ書くと映画通りに見えるが・・・。
そこはクソゲーと呼ばれるところ、マシュマロマンを別に相手にする必要も無ければ普通にゴーザにビームをひたすら当てれば勝てるというもの。
原作通りビームを交差させてとかは一切ない。
そして・・・このゲームの1番の問題点・・・。
それは・・・ショップで売ってる1部のアイテムが買ってすぐに売ると買値より高く売れてしまう!
これによりゴースト捕まえて報酬を得るというこのゲームの作業がほぼ皆無になってしまうという・・・。
なので最初にもうショップに向かったら買う⇔売る、の繰り返しすればすぐにズールに入れてしまう。
ゆえにその気になればクリアタイムが1分34秒になってしまうというw。
芝1600mの条件戦かw。
そしてクリアすると出て来る謎の文字「りり」。
どうやらこれ・・・バグらしい・・・。
ホントは別のクリアメッセージが流れるはずが・・・何故かそんな文字が出たとのこと。
で、苦し紛れにメーカーがクリアした時に出る文字は何だ?と企画にして誤魔化したとのこと。
そして・・・このゲーム・・・ずーーーーーーーーーーーーーーーーっと同じBGMが永遠と流れているという・・・。
たけしの挑戦状ですらパチンコ屋、飛行機と違う曲の場面あるって言うのに・・・。
とりあえず・・・メーカーは何でこの出来で出荷してしまったのかは永遠の謎。
これほどプレイすることに時間の無駄と思える作品は少ない。
これをプレイするぐらいなら鼻毛でも抜いてるほうがマシだねw。