ファミコンエピソード・いっき

ファミコンエピソードその31。
名作?いや迷作・・・いっき・・・一揆だと解りにくいからいっきなんだろうな。
元はアーケードからの移植なんだが・・・まあ・・・とにかくツッコミどころ満載なこのゲーム。
ちなみに一揆とは・・・。
「中世、小領主たちの同志的な集団。 また、その集団行動。 特に、幕府・守護・領主などに反抗して、地侍・農民・信徒らが団結して起こした暴動。」
だ、そうだ。
集団・・・ね・・・。
1プレイの時はごんべたった一人で一揆を起こす・・・2プレイ同時プレイが出来る、そん時はごんべとたご。
まあ・・・もうのっけからツッコミどころ満載なのよねw。
んで・・・画面が結構広くあちこち走り回らないといけないため1面から結構忙しい。
武器は鎌、便利なことに敵がいる時に鎌を投げると勝手にサーチしてくれてその方向に投げてくれる。
ただ敵も1匹以上なのでたくさん出て来られると大変。
もちろん敵も同じぐらいの速度で手裏剣投げて来るのでなかなか難しい。
ゲームの目的は各面あちこちに散らばっている小判なのか米俵なのか微妙なアイテムを8つ集めること。
もしくは低確率で出現するお殿様みたいな代官に触れればクリア。
このゲーム最大の恐怖は・・・ぶっさいくな腰元がぶちゅーってしてくること。
カセットの絵柄にも描いてあるが・・・まるで志村けんのコントに出て来そうなブスな腰元である。
3面辺りでやたら出現するので結構トラウマになりがち。
さらに3面はお化けも結構頻繁に出現するので実は3面が1番難しい説。
お化けに取り着かれると死ぬかお地蔵様、お稲荷様に触れないと攻撃が出来なくなるので結構ヤバい状況。
鎌以外にも竹やりが武器としてあるが・・・何とこの竹やりが意外と罠w。
上方向にしか攻撃判定が無く鎌がしばらく投げられなくなる、なのでぶっちゃけマイナスアイテム。
ボーナスステージは神様がおにぎりを放り投げて来るのでそれを全部キャッチで1UPなのだが・・・。
この神様がなかなかドSで遠くにおにぎり投げた直後に手前におにぎり投げたりしがちなので絶対クリア出来ないこともあるw。
はっきり言ってしまえばクソゲーのジャンルになるが・・・あえて世界観を楽しめば結構盛り上がる。
これは是非2P同時でやろう。
絶対に笑いながらのプレイになるから。
特に3面で腰元が頻繁に現れるからその時にまあ盛り上がる(実体験)。
4面がラストでそれ以降はループになるから飽きは早いかも。
1UPは僅かにあるがコンティニューは存在しないため意外とシビアかも。
そしてゲームオーバーの音が多分今の今までで1番シンプルで短い音だと思われる。
低い1音が少し流れて終わりなのだからw。
なので最後の最後までクソゲーとして楽しめるソフトだったりする。
意味が1番わからないのが・・・アトランチスの謎のラストステージに捕まってるということ。
ゲームの難易度が天と地ほどの差があるよーw。