恐らく最後のジョジョアニメの感想・・・

この前ゴールデン8時に1時間最終回スペシャルで放送したジョジョ5部アニメ。
正直・・・書くのを・・・先送りにしたかった。
何故ならば・・・面倒だったからではない。
恐らく・・・これが最後の感想になってしまうからだ。
尺、内容的に・・・6部のアニメ化は・・・難しいだろうなあ。
そして・・・残念ながら5部の円盤が4部ほど売れてないからだ。
これは期待できそうにない。
ゆえに・・・これが最後になってしまうだろう。
まずアバンで昇天するブチャラティを映す、こういう演出で来たか・・・。
軽く総集編みたいに流す、途中途中メッセージをはさみながら。
レクイエムになりディアボロに無駄無駄したところからだったな。
まずはミスタがレストランで人間の肉が美味いかマズいかトーク
これは・・・もうローリングストーンズ回になるのか。
んな話するな!と半数怒り出すチームブチャラティがまだ全員いる頃なんだよなあ。
死んだり離脱してるからこの揃ってる光景がどこか切なくも感じる。
また場面が切り替わり無駄無駄ラッシュが続いてる。
原作以上に殴っております。
殴り終わったところで最後のオープニング。
そして最後のオープイングはレクイエム発動して元に戻る演出・・・からのジョルノのポージングッ!!
そう、DIOのわかりやすく言えば影DIO状態のポーズを取るッ!
ちょっとした恐怖も感じる・・・こんな演出してくるなんて・・・。
そういえばDIOの子供だったんだなあ・・・。
無駄無駄に殴られディアボロはティペレ川へ落ちていく。
結構元気そうなミスタが何が起こったかよくわからなかったと言いながら寄ってくる・
しかしトリッシュがボスが本能的に生きていることを悟り死体を確認しないと、という。
そしてボスは・・・ギリギリで生きていた、川に流されつつも・・・排水溝出口付近にしがみつく。
原作だと這いあがったらいつの間にかに刺されていたが・・・。
アニメだと這いあがり這いつくばりながら進んだところで急に出てきたホームレスに刺される演出に代わってた。
明確に刺された描写にしてきたか。
排水溝の中には麻薬中毒者らがたまり場としておりその中の一人に刺されたわけで。
ディアボロが自ら撒いた麻薬がこうやって返ってくるとはねえ・・・。
麻薬中毒者の「このドチンポ野郎」もピー音無しでそのまんま放送したか・・・吉良吉影もチンポいじったとか言ってたもんなあ。
急所を刺されたディアボロはそのまま倒れ動くことも出来ない。
5部のラスボスがこんなあっけなく終わるのかと思いきや・・・。
場面が切り替わり病院内・・・?
ベッドの上で裸で寝かされているディアボロ・・・足の角度で大事なところを隠す演出・・・そんなんいらんわw。
目の前には看護婦・・・ではなく検死医・・・これ・・・よりにもよってゴールデンで流すのか・・・。
カプコンのゲームでは見事にカットされたシーンだというのに・・・。
原作だとそこまで痛がる描写じゃなかったがアニメだと気持ち悪くなるような痛がり方・・・そして・・・流れる血・・・。
ディアボロの声が届かず感覚だけ残ってるっていうのもまた恐怖だよなあ・・・。
検死医だから麻酔とかそういうもの一切使用せずそのままメスで淡々と切っていく・・・。
原作だと肝臓ドーンと取り出すが・・・さすがにそこか無理か・・・。
さらに場面が切り替わりドコかの車道の前。
ディアボロは・・・無傷・・・ただ感覚は覚えている・・・。
想像を絶する痛みを体感し・・・恐怖し震えているところに・・・。
親切そうな老人が声をかけてきたと思ったら・・・飼い犬が吠える。
それにビックリしたディアボロ・・・こんなつまらないことで・・・ビックリする。
そして脚を滑らし車道へ転げ落ちる。
そこへ車が・・・!
その頃トリッシュディアボロが生きているから探すというが・・・ジョルノが全てを悟っており探す必要はないと。
真実に達することは永遠に無い・・・死ぬことさえ真実に到達しない・・・。
そしてディアボロは今度はのどかな場所で幼女に声をかけられる。
人形を持って「うずくまっておじちゃん、おなか痛いの?」
たったこれだけのシーンなのに物凄い色んなことを想像させ恐怖感を掻き立てる。
ディアボロは永遠に殺され続けるという運命に・・・。
これより前にアウターゾーンで時間が戻る時計を手にした男が車に轢かれ時計が壊れ轢かれる直前に戻され永遠に車に轢かれ続けるという地獄の運命になったのを見たことがあったが・・・。
それを上回る地獄・・・何せ毎回違うパターンで死に続けるのだから。
ラスボスを絶対に許さないという作者の思いが伝わってくるよなあ。
終わりが無いのが終わり・・・それがゴールド・エクスペリエンス・レクイエム・・・。
ボスの最後のセリフ「オレのそばに近寄るなああーーーー!」
ボスの威厳のカケラもない恐怖に怯え情けない恰好になっている・・・。
コミックだとこのシーンめくった次のページにゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力が載ってて全て「なし」と「あ、これが最強なんだな」と実感したなあ。
そしてミスタが早くブチャラティの元へ急ごうとジョルノを急かす。
その言葉にもう結果を知っているジョルノの表情は重い・・・上から「気にするな」と。
運命とは眠れる奴隷・・・それを解き放つことができた・・・それが勝利・・・。
上にはブチャラティアバッキオナランチャが・・・。
CM明け。
さきほどのミスタの人肉トークへ戻る。
呆れながら聞くフーゴ、少し興味あり気に聞くアバッキオと様々なリアクションが見れるw。
肉食ってる動物の肉は不味く野菜中心に食ってる動物のは美味い説。
ここでナランチャ料理の鉄人とか引き合いに出すのが面白いな、確か海外でも結構人気の番組なんだっけ?
しまいにゃ鮎を語りだすミスタ、結論は人間の肉はマズい。
で、ちょっとアバッキオが感心してるのが面白い。
ナランチャがちょっと不安そうに野菜とか多く食べると告白。
ミスタも調子に乗ってお前のは結構旨いかもーと、調子に乗せるなと呆れてるフーゴ
チームブチャラティのなんてことのないバカトークももう見られない状態だったなあ・・・。
ここでブチャラティが登場、涙目のルカの変死体の件を語る。
涙目のルカナランチャに物凄く嫌われていたわけで。
でもそういうことは口に出すなと注意される。
フーゴが調査をかって出ようとするがブチャラティが自分でやると、これもしフーゴがやってたら・・・。
レストランでブチャラティを待ち続けている人がいた。
町の花屋の主人でいわゆるカタギ。
既に素性はフーゴが調べ済み、何気にフーゴがいい感じで秘書役やってるのね。
そしてブチャラティと対面するがまず第一声が「貴方は税金を払っていますか?」と。
払っているのなら警察や法を執行する場所へ行くべきだと促す。
そしてギャングと関わると想像以上の借りを作ってしまうと警告。
花屋は覚悟を決め語りだし、最近17歳の娘が亡くなったことを伝える。
そしてここからはブチャラティと2人で話したい、と。
しかしそれは出来ないとブチャラティも引かず。
話を続け娘にはボーイフレンドがいて駆け出しの彫刻家、ただ両親である自分に一切挨拶に来ないことが癪に障った。
それからすぐに娘が「妙な石っころ」を抱え飛び降り自殺・・・。
花屋は取り乱し号泣、思い出すのもつらい出来事・・・。
そして花屋の目的は・・・そのボーイフレンドに然るべき報いを与えてほしい、と大金を持ってブチャラティに懇願してきた。
これ・・・チームブチャラティに相談に言ったのがまた運命なのかなあ。
もしチーム暗殺者のリゾットのところだったら・・・迷わず報いを与えに行ってただろーなあ・・・。
自殺なのか殺人事件なのか理解に苦しむブチャラティ
警察はろくすっぽ調べもせず弁護士も同様。
しかし娘は自殺するような性格ではないと確信している父親。
彼女が死んで自分はのうのうと生きている彼氏がどうしても許せない父親、まあ盲目状態になっていると勝手に犯人に仕立て上げるよなあ。
ブチャラティも冷静にそんな相談は無理と冷たく突き放す。
逆恨みをするリンチの殺し屋ではないわけだし。
しかし花屋も引かずあなたは町の人々から信頼されてる、正しき裁きをお願いしたい!と懇願。
しかし・・・。
「さっきあなたは二人だけになりたいと言った。それはあなた自身自分の話がとてもやばいことと思ってるからではないのか?」
と完全に論破・・・カタギを絶対にギャングに関わらせないブチャラティだからこそ冷酷だけど優しいこういう意見になるんだよなあ。
しかし、家族にだけわかることを軽く扱われたことには同情しボーイフレンドに口を割らせるだけのことはすると約束。
そしてこの件は・・・ミスタに託されることに。
早速仕事にとりかかろうとするミスタだが・・・座ってた椅子に何やら妙な石が・・・。
石には「凶」と書かれているがこれが実は□に×が彫ってあるらしいね、まあどっちでもいいが。
ミスタが触れると謎のメッセージが入り込んでくる・・・ここで叫ぶはずなんだがそこはカットされすぐにアバッキオの石戻せよの注意になってたな。
仕事へ向かうミスタに住所と写真が手渡される。
多少荒っぽくても構わないって命令するブチャラティ、そういやギャングだったなw。
殺し屋じゃないから4~5年足腰立たないように痛めつければ花屋の復讐心も納得するだろ、と。
それって結構重傷じゃない?w
しかし先ほどから妙な石がミスタの視界へ・・・。
車で現場まで送ってもらう途中でさっきの話の中にあった妙な石っころについて疑問を抱く。
ワイン飲みすぎなんだと呆れるフーゴ、少し挙動不審だが現場へ向かうミスタ・・・早くもブチャラティが妙な感じに気が付いたのかミスタの跡をつけることに。
マンションでエレベーターに乗り込もうとすると・・・そこには謎の石が・・・!
迷わず発砲するミスタ、すると・・・弾丸で岩が削れそこには血を流して倒れているように見えるブチャラティに彫られた岩が・・・。
ここで次回となるが数分後やったなw。
最終話のタイトル・・・眠れる奴隷・・・。
OPはさすがに無かったか。
しかしアニメだと岩の感じがリアルというか・・・鉄っぽいというか・・・。
エレベーター内に探していた彫刻家を発見し・・・迷わず狙撃ッ!
命令だから殺さなかったがスタンド使いとわかったので目と目の間に穴が空いてない可能性が無くなったという独特の脅し。
尋問・・・いや拷問を始めるミスタ、ブチャラティより荒っぽいのは確実やねw。
手に銃撃を受けたスコリッピは早くも冷や汗、まあ戦闘向きのスタンドじゃないしね。
例によってミスタの質問を自分の質問で返そうとしたら・・・容赦なく膝蹴りッ!
完全にマウント取っている状態で質問攻め、ただの彫刻家で有名ではないが生活は出来ている。
彫刻家の収入ってのは知らないがそれなりにもらってそうだなあ、という妄想。
さらにスタンドは生まれつきと発言、そもそもスタンドと呼ぶことすら知らない天然者。
まあミスタとかはほぼ矢で発現だろうから天然は珍しいわな。
ミスタもスタンド使いということを確認したかったが質問の答えになってないので次を催促、完全に悪役状態なミスタやな・・・。
そして核心、何故ブチャラティを尾けている?と。
しかしスコリッピは名前も知らなければ彼に合わせろと言い出し近くに来ているとも言う。
会話がかみ合ってないと判断し激高し始めるミスタ。
そして淡々とスコリッピが自身のスタンドを説明し始める。
スタンドというよりは無意識で勝手に動くタイプ、答えになっていないと2度とノミが持てない身体になりたいのか!と脅すミスタ。
この辺のグダグダ感はアバッキオとかブチャラティじゃないとスムーズにはいかないだろーなあ。
ナランチャは論外、フーゴだともっと酷いことになる可能性もw。
話をあんまり聞こうとしないミスタはもう片方の手を狙撃。
すると・・・さっきまでそこにあった石が無くなっている・・・!
ミスタは当然妙な動きするな!とキレる、さっき無意識って言ったじゃん・・・w。
この冷静じゃないミスタがグダグダの展開にしちゃうのが実にいい物語なんだよな。
そしてここでミケランジェロについて語り始めるスコリッピ。
石には元々彫るべき限界の形が定められている、と。
そしてミケランジェロは彫りながら運命を見ることが出来たと語る。
ミケランジェロのエピソードとスタンド使いという上手く結びつけるのはまさに荒木先生のマジックだよなあ。
ホントにそういう能力あったかも知れないし。
そして同じように石に彫られたブチャラティはああいう姿になって死ぬことを表していると。
胸に大きな穴をあけられて死ぬという運命に・・・。
そう、ブチャラティはボスに胸を貫かれて死ぬハズだった・・・。
スコリッピのスタンド名、ローリングストーンズ・・・このビッグネームをここで使うかあと当時思ったね。
洋楽詳しくなくても流石にローリングストーンズは知っていたわけで。
石を戻せ!と追い詰めるミスタだが・・・スコリッピは少しも慌てない、自分の能力を知っているからだ。
死ぬ時ではないので絶対に命は助かるということだけは確信しているということ。
そして死ぬ運命のブチャラティを楽に死なせて遺言を聞くために会いたかったという。
その死を恐れていない態度に焦りを感じたミスタはさらに脅しかける。
強制ロシアンルーレットを始めるミスタ。
ここで先ほどの花屋の親父の話を始める、脚が悪かったがあれは病気の初期症状で死ぬことはない。
ただ死なないが・・・助かる方法が・・・非常に切ない。
それは・・・娘の臓器バンクがあり移植し助かるというもの。
娘も同じ病気になって放っておくと父親が死んだあとにすぐに死ぬ、今元気なうちに死んで臓器を残せば父親は死なない。
彼女はそれを理解し受け入れローリングストーンズを抱きかかえ・・・自殺。
臓器を傷つけることなく死んだ。
ついにミスタはスコリッピを殺害しようとするが・・・弾丸は・・・不発ッ!
ピストルズはモメる、またナンバー5がいじめられる流れw。
これでさすがにミスタも察したわけだが・・・上から目線のスコリッピが気に入らないのか否定しブン殴って気絶させてしまう。
そしてフーゴに連絡を取るが・・・ブチャラティがこっちへ向かっているとのこと。
これによりスコリッピが1つもウソは言ってないことが判明。
頭の悪いミスタもそろそろ理解し始める・・・。
ブチャラティーに電話だ!←お前が今使ってる電話がブチャラティのだ!という昔ならではの悪循環。
今じゃあみんな普通に個人個人ケータイ持ってるだろーし。
慌ててピストルズブチャラティを探させるミスタ、結構自由に動けるピストルズだからこそ出来る行動やね。
そしてミスタは・・・さっき自分の手で気絶させたスコリッピを起こしに行く・・・なんとまあ理不尽w。
目を覚ましたスコリッピに対しさっきまでの強硬な姿勢ではなく弱気になって質問をするミスタ。
さすがにここは折れないとどうしようもないと悟っているのか。
石を受け入れれば楽なのにと諭すが・・・まだ誰も石を壊したり形を変えたりしたものがいないがそれが出来れば・・・と。
そしてピストルズブチャラティを発見、すぐさま次の弾丸を撃って行動に出るミスタ。
ブチャラティは石と対面していた・・・。
石に触ろうとするが・・・間一髪ピストルズの弾丸がこれを阻止。
形を少し削ったが・・・余計不安な形に・・・。
しかしこれによりブチャラティが敵と判断、早速攻撃しようとするが・・・。
ミスタがようやく間に合いこれをさらに阻止、そしてブチャラティが触れたら死ぬとも忠告。
身体を張って石を押さえつけるが・・・石は物質を通過しブチャラティのもとへ接近・・・。
下に沈んでいったはずだが・・・いつの間にかブチャラティの頭上へッ!
ミスタが気付き上だ!と叫びこれにブチャラティも即座に反応。
ジッパーでマンションの外へ飛び出したが・・・ジッパーをこじ開けて石が迫ってくる!
石がブチャラティに触れるその寸前・・・マンションから飛び降りてきたミスタが落下しながら石を抱きかかえそのまま落下ッ!
いざという時にこういう決断をすぐに起こせるチームブチャラティの凄さというべきか・・・。
石もミスタから逃れようとするがパワーとかそういうスタンドではないので脱出できず、そして・・・。
たまたま現場にやってきたフーゴの運転する車に落下ッ!
石は・・・破壊された!
ミスタは既に石の能力を理解し自分が死なないのならこんな無茶ぐらいはできると判断していた。
破壊された車の窓からフーゴがミスタが忘れていったテープレコーダーを届ける、しかし若干キレ気味w。
石は破壊されブチャラティが説明を求めるが・・・とりあえず結果オーライなので詳しい説明が出来ないミスタ。
この後ろでボロボロになりながら車から這い出るフーゴが面白いw。
問題は解決していることだけは判断したのか、ミスタのグダグダな説明は遠慮するブチャラティ
さっさと涙目のルカの調査を進めることに、ミスタからの説明が面倒なのでフーゴに押し付けちゃうのねw。
ここでフーゴが「あんたのためなら何でもやるが」と言ってるのがなかなか切ない。
なんでもやれなかったフーゴなんだからなあ。
ここでアニオリ、アバッキオムーディー・ブルースに頼む!と追加コメント。
まあ、1番手っ取り早いわな、それでどうまとめたかは謎だが。
傍から見つめるスコリッピ、そして粉砕された石・・・そこにはブチャラティの顔以外にアバッキオナランチャの顔が追加されてしまっていた・・・。
ここでの解釈、胸に穴をあけられて死ぬという運命だけは避けられただけに過ぎなかった。
あの時ブチャラティは死ぬハズだったが胸に穴を空けられたけど死なないという運命に変わっただけ、当然肉体は死んでいるのだが。
そこへゴールドエクスペリエンスの能力も重なりまだ少しだけ動くことが出来た。
これによりトリッシュ奪還に成功し逃げることにも成功する運命になる、これにより運命が別れアバッキオナランチャが死ぬことになったわけで。
もしトリッシュの奪還に失敗していたら逃げる運命も無くなりアバッキオナランチャも死なない運命になっていたんだろーなあ。
ミスタが起こしたこの行動が結局仲間の死を増やしてしまった結果になったようにも見える、いや実際そうか。
運命の奴隷、やはり形として出たものは変えることは出来ない。
眠れる奴隷であることを何かを切り開いていく眠れる奴隷であることを祈るスコリッピ、チームブチャラティの決断力の早さも称賛しつつ。
そして・・・。
全てが終わって立ち尽くすジョルノ、早くブチャラティを治そう!と急かすミスタ。
トリッシュが何かに足をぶつけ・・・姿を消す、ミスタは一瞬足元の石をローリングストーンズと見間違える。
ジョルノがすぐにそっちではなく亀を発見。
ポルナレフがしっかり残ったままの亀だった、そしてここからコロッセオまで何日掛かるかわからないというジョークまでw。
レクイエム消滅の際に魂が吸い出されるその瞬間、亀のカギにしがみつくことに成功しそのまま残ることが出来た、本体は既に死んでいるが。
幽霊としてしばらく住まわせてもらうことになった、このままの姿で承太郎とかに会えたりするのだろうか。
ポルナレフが無事(?)ということもいいけど今はブチャラティを治しに行くことのほうが大事と言う。
しかしポルナレフブチャラティの魂が空へ昇っていくのを見ておりそれを口にしようとしたが・・・ジョルノの表情を見て悟り・・・黙る。
ミスタがトリッシュの身体のニオイを嗅ぎ始めドン引きされるがミスタ自身も自分のニオイについて少々反省した模様。
自分のニオイってのは案外気付かないもんだからねえ。
全てが終わって安堵しているのか案外いいニオイかもと冗談を言い始めるトリッシュ
でも指が変な形といいお互いが爆笑、久しぶりに笑顔になったねえ・・・そして最後のギャグシーンというべきか。
矢を持ちジョルノは決断・・・「去ってしまった者達から受け継いだものはさらに先に進めなくてはならない、矢は破壊しない」
初期の頃、矢で関係のない老人を巻き込んだ矢、憎むべき対象だが・・・それを破壊しないというのもなかなかの決断だと思う。
最後にポルナレフが「それでいいそれが生き残った者の役割だ」と。
1部、2部、3部、4部、そして5部・・・最後のシーンで恐らくもっとも生き残ったものが少ないからこの言葉が実に重い。
そしてジョルノは・・・そのまま組織を乗っ取った。
恐らく幹部になったミスタが窓を開ける、そこには亀・・・ブチャラティのジッパー、アバッキオナランチャの花。
跪いてジョルノに忠誠を誓うパッショーネ幹部、たった2ページだが・・・これが5部の最後・・・最高のラストが描かれたと実感したなあ当時は。
ジョジョ5部が終わってしまった・・・そして連載も・・・当時ジャンプを立ち読みして崩れ落ちそうになったよ。
そして物凄い虚無感にも襲われた、終わった・・・終わってしまったと。
当時ゲーセンでジョジョの格ゲーがあってジョジョという作品が改めて注目され始めていた矢先だったもんなあ。
そこへジョジョ5部の最終回だもん・・・。
今回のアニメ化は・・・やはり70点かな。
やはりたった39話しか尺を確保できなかった!という失敗。
おかげでかなりのシーンが削られて忙しい作品になってしまった、もう少しそこは長めに戦闘するべきだろ!と思うようなシーンがかなり多い。
ただ・・・褒めるべきシーンもある、それはチームヒットマンのオリジナルエピソードの追加。
これだけは予想外だったので非常に良かった、チームヒットマンの日常の会話も描かれたし何よりリゾットの喋るシーンが圧倒的に増えていた。
それぞれの特徴も十分に生かしたオリジナルシーンもあったし・・・。
ただねえ・・・3部が分割4クールだったじゃない?
それに対し4部と5部がたった3クールしかないっておかしくない?
そこだけは納得がいかない。
さて・・・6部は・・・さすがに無理だろうな。
円盤の売り上げも悪いし何より内容や尺的に6部は非常に難しそうだ。
1部のアニメが始まった当時ですら6部は無理と言われてたぐらいだし。
なのでこれが恐らく・・・最後のジョジョアニメの感想です。
長らく読んでくれてた人、最後までお付き合いくださりありがとうございました。