降級制度廃止・・・とか・・・

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JRAがもうすぐ降級制度を廃止するらしい。
クラス上がって全く通用しないけど降級して何とかまた賞金稼ぐことが出来た。
こういうケースが・・・無くなっちゃうわけ?
これって・・・どうなん?
微妙な馬がクラス上がるのを恐れて勝ちきらなくなる可能性が出てきたんじゃない?
実際問題、自己条件でなんとかそこそこ賞金稼げた馬がうっかり勝っちゃって上のクラスのレースで全く通用せず賞金を稼ぎにくくなったってケース多いし。
JRAは期待出来る効果として3つを挙げている。
まんま抜粋。
1.各クラスに応じた実力の拮抗した興趣溢れる競走を提供できること
2.高条件競走の増加により、レベルの高い競走をより多く提供できること
3.原則として、勝利度数に基づいた分かりやすい「クラス分け」となり、お客様にとって、より分かりやすく参加しやすい制度となること
これは・・・早い時期に活躍した馬が不利になるねえ。
2歳重賞勝ったけどその後低迷という早熟馬にとっては苦しい道。
期待出来る効果とか言ってメリットしか挙げないJRAに少し疑問を感じる。
デメリットも正直に書くべき、そこはお客様にとって知らなくてもいいことなんですかねー?
ワシの直感だが・・・こういうケースが増える。
自己条件にとどまりたい馬が勝たないような競馬をする、勝ちより2位以下の賞金で稼ぐようになる。
騎手も調教師もホントは勝ちたいけど馬を所持する馬主さんからしたらクラス上がるのをさらに嫌い勝たないように賞金だけ稼ぐことを指示してくるかも知れないし。
つまり人気馬が勝ちやすくなり人気薄が勝ちにくく・・・いや勝とうとしなくなるということでいいのかな?
あと地方移籍も増えそうだ、ある程度賞金稼いでクラス上がって通用しないとスグに判断し地方行きという流れが加速すると思う。
これが良いのか悪いのかは別とするが・・・。
ワシらは馬券買う側だから正直どうでもいいことなんだが・・・。
問題は馬主さんだよ、この改正をどう思ってるかランキング下位のほうの馬主さんの意見を聞いてみたいところだねー。