競馬ファンはちゃんと知っている

とあるネット記事に
引退した競走馬は9割殺処分の現実…元競走馬を積極的に受け入れる牧場には“名馬の子供”もいた
という一般人向けの見出しの記事があった。
まあ一般人には「え~?」と思うようなことでも競馬ファンからすれば騒ぐようなことではない。
結局、こういう話題で1番問題なのは・・・誰が金を出すか、なんだよね。
金は出さないが口は出すという中途半端な偽善動物愛護精神の連中が多いこと・・・。
そもそも競走馬とペットと同じ目線なのが既に違う。
競走馬はとどのつまり「家畜」な扱い、経済動物・・・金を稼ぐためだけに生み出された存在。
そして勝ち抜き残った馬だけが生き残れる、そしてその裏で乗馬という名の「廃用」。
本当に乗馬用になるのはごく一部。
競馬の闇の部分と言えば闇だよな。
人間のために賞金稼いで最後は処分って可哀相という意見を見かけたが・・・一理あるが・・・それを判断するのは馬主である。
第3者がいちいち口を挟むような問題ではない、中にはちゃんと余生を考えてる馬主もいるが・・・。
結局それは財政的にマイナスにしかならないことなので実行できるのは本当に一部のみ。
馬は金が掛かるんだよ、大金を生む存在にはそれ相応の金が掛かる、当たり前のことじゃないか。
それにどーして日本で競馬が始まったのかを知らない連中が実に多い。
安田伊左衛門が日本の馬産の将来を危惧して始めたというのは有名な史実。
まあ、それはさておき・・・。
先に少し書いたが・・・家畜に対して文句を言う人はどれぐらいいるだろうか?
スーパーで売られてるお肉がまさか植物とは思っていないよな?
牛肉、豚肉、鶏肉・・・どうやって出荷されてくるかは解るよな?
それらには文句言わない連中がサラブレッドにだけは文句言うってのは・・・筋が通らんよなあ。
文句を言うなら畜産業そのものに文句を言わないとダメ。
しかしまあ・・・ワシも本音は・・・好きだった馬にはいい余生を送ってもらいたい気持ちはあるが・・・金は出せんよ、だから口も出さん。