サービス業は・・・手出しできない・・・

ロシアで女性店員に手を出そうとしたらメニューでスコーンと殴られた男が弱すぎるとさっきネットで見かけて笑わせてもらった。
が・・・。
こんなん・・・海外だけだよなあ。
日本じゃ絶対無理だわ。
日本でもし同じことが起きたら翌日ニュースで取り上げられとんでもない店だ!訴訟するとか殴られたほうが大騒ぎするだろうなあ。
それにしても・・・日本のサービス業は・・・お客さんに弱すぎるよねえ。
こっちだって人間なんだから・・・って思うことはゼロじゃないよ?
そういえば昔、コンビニで色々とあったなあ・・・。
まだお酒を子供に買わせるバカ親が横行してた時代でさ、ワシもそういう子供の客に出くわしたのよ。
今は子供のお使いでも買えないんだよ〜と優しく諭して返したら、数分後その親が怒鳴り込んできたことがあったなあ。
そん時は店長さんがいて理論的に丁寧に説明して追い返したが。
あとは・・・近所で花火がうるさい!とやってたガキどもを注意してまだ収まらなかったのか、うちの店にまで怒鳴り込みに来た婆さんもいた。
「爆竹とかねずみ花火がうるさい!こんなもの売るな!」と怒鳴り込んできたのよ。
幸い・・・店で一切取り扱っていない花火だったのでうちじゃありませんよーと追い返せた。
「こんなの売るな!」「売ってません!」「・・・」
こういうやり取りだったら面白かったんだけどね。
ただ・・・1度だけ本気で客をぶっ飛ばそうと思ったことがある。
おなじくコンビニでバイトしてた時代の話ね。
緑のたぬきを購入、そしてお湯を入れていた。
ここまではいい、ただそのお客(じいさん)はこれを電子レンジで温めろと要求。
そんな危険なことできるか、第一カップに直接書いてあるだろ、電子レンジ禁止と。
とりあえずやんわりとここに書いてあるからダメですよーと諭す。
するとわがままじいさん、いやこういいわがままな客のお決まりのセリフ。
「大丈夫だよ!」←根拠なし、何を持って大丈夫なのか簡潔に説明していただきたい。
そしてコンビニの電子レンジというのが大半が業務用で普通のレンジよりパワーがある。
家庭でレンジするよりさらに危険なわけだ。
つーか・・・じいさん、たった3分も待てないのか・・・。
そんなにもう寿命が少ないの?とりあえず3分ぐらい待ちましょうよと諭すけど、結果的に火をつけてしまったわけで。
お湯が沸くより先にじいさんが沸騰してしまってね〜。
ギャーギャー文句言ってくるわけですよ。
その間に3分経っててもう出来上がってるつーの。
若造のワシに諭されてもダメなのでやはり店長が説明。
だが、店長もかなり目をギラつかせて強めの口調で説明していた。
その迫力がまさったのか、じいさん退店。
しかし緑のたぬきを食わずに投げ捨てて行きやがったのにはキレそう、いやキレた。
レジ乗り越えてぶん殴ろうとしたけど・・・すぐに止められたり。
さらにドアを蹴っ飛ばして出て行きやがったのでとりあえず「2度と来るなバカヤロー!」とだけ叫ばせてもらいました。
若かったなあ・・・。
しかし・・・今、これ下手にやるとスマホで撮影されてどっかで公開される危険があるね。
昔だから出来るわけで。
今じゃ証拠が残ってしまうからより色んな制限されちゃったなあ。
逆を言えば、相手の悪行も証拠として残るからいざという時に有利か。
あ、ご安心を。
今働いているお店ではそんな酷いお客さんはいませんのでそんな事態になることがまずありませんので。
ただ、上の人が部下を叱咤する場面は多々あるよ。
でも暴力行為はありませんよ、今のご時世は調理の世界でも暴力は御法度なのよ。