さて、有馬ウィーク

ついに今週末、というか日曜日に有馬記念を迎える。
即ちダービーに次ぐ競馬が最も盛り上がる1週間なわけだが・・・。
自分の中では今年ほど燃え尽きてる感がある有馬ウィークはない。
何せあのジャパンカップがワシの中で今年最高の瞬間だっただけに・・・。
でもまあ、やっぱり有馬記念有馬記念で別格か。
そこで今日はワシの好きな有馬記念を振り返ろうかな。

競馬に絶対は無い!という言葉の代名詞かも知れないこのレース。
長年競馬やっていて競馬の知識が増えれば増えるほど・・・このレースの結果だけは未だに理解できない、納得出来ない、意味がわからない。
これは競馬ゲームでも相当難しいことでメジロマックイーンダイユウサクで倒すなんてのは至難の業なのに。

こちらはナリタブライアン圧勝の有馬記念
いや・・・これはナリタブライアンの強さを体感する映像ではなく・・・。
ツインターボツインターボらしさを楽しむ映像だな。
なので残り600m以降は特に見なくてもいい。
ツインターボの先頭はここで終わり!」まで見れば十分かも(笑)。

ディープインパクトのラストランとなった有馬記念
これは涙無くして見られないわワシは。
実際現地に居て4コーナー前にもう号泣してたし。
直線号泣しながら何か叫んでたけど夢中で覚えてないなあ。
ただはっきり覚えているのはあの時の感動だけは今でも思い出すだけで涙が出てくる。

こちらはサクラローレル
うっかりミスした横典が絶対負けられないプレッシャーの中で最高のパフォーマンスで締めくくった大一番。
サクラローレルの強さもさることながら、ド最低人気でしかも連闘で挑んだマイネルブリッジがあわやの場面も注目。
当時は飛びぬけた最低人気でまさか3着に来るとは誰も想像出来なかっただろうに。

ジャパンカップタップダンスシチーに9馬身差もつけられ有馬記念で9馬身差をつけ返すシンボリクリスエス
現地で当日見てて着差がどんどん開いて行く様を見て唖然としゴールしすぐに時計確認してさらに驚いたっけかなあ。
ついにダイユウサクの名前が書き換えられたッ!って瞬間だったし。

ワシの中での歴代史上最強牝馬はやはりこのダイワスカーレット
有馬記念を人気薄で逃げ切ったわけじゃない、1番人気。
それも逃げ馬としてはありえないハイペースでぶっ飛ばして逃げて最後まで抜かせない強さ。
これはウオッカブエナビスタには絶対出来ない芸当といえよう。

白川次郎さんのじゃないほうのオグリキャップラストランね。
やはり有馬記念はこのレースが1番の伝説になってるよねえ。
何と言っても直線オグリキャップが先頭に立つところに大川慶次郎氏がライアン!と叫ぶのがいいねえ。
この時白川さんは実況では「さあ頑張るぞ!オグリキャップ!」と言ってたけど本当は「ガンバレ」といいかけたらしい。
このライアン!ライアン!発言は明石家さんま師匠がえらく気に入り年末笑っていいとものモノマネ合戦で披露して大スベリしたことがあったりする。

最後紹介するのはコレ。
今回のJRACMメインのテンポイント
しかも杉本清さんヴァージョン。
杉本×テンポイントのレース実況ではこれが1番じゃないかなー?と思ったり。
最初から最後まで一騎打ちなんて今の競馬じゃまずありえないだろうなあ。
果たして2012年の有馬記念は我々にどんな光景を見せてくれるのかな?