完全に絶えたのか・・・

ホクトスルタン予後不良
これで完全にメジロマックイーンの父系の血脈は途絶えた。
今やサンデー系にマックイーンの母系という組み合わせがいかに走れる馬になるか一目瞭然だと言うのに。
もしかしたらこのホクトスルタンメジロマックイーンの代用が出来たかも知れないのに・・・。
最後の最後まで運に見放された馬としか言いようがないなホクトスルタンという馬は。
無くなってから気付くもんなんだよね。
いかに貴重なものだったのかということが。
海外ブランド志向の社台はこの責任を少しは考えたらどーかな。
血脈を受け継ぐことを大事とせず、勝つことばかりに気を取られ全く日本血統とは言えない生まれは日本だけど中身がじぇんじぇん海外馬。
ぶっちゃけディープインパクトもそんな感じだよね。
遡ればナリタブライアンもそうだね。
そう考えるとオルフェーヴルの血統っていかにも日本っぽくていいのにね。
ホクトスルタン予後不良によりまた認識の足らない人が障害廃止を唱えてしまうのが悲しいところ。
障害廃止にしたらそれこそ競馬の歴史にドロを塗ることになるよ。
それに勝てなくなった馬の受け皿が無くなり余計に処分される馬が増加するだろうし、障害専門騎手の仕事が無くなる。
平場では勝てないけど障害走ってみたら名馬になるパターンだってあるだろうに。
それに何も予後不良は障害にばっかり起きてるわけじゃないだろうに。
普通の競走にも十分起こっている事実。
障害で予後不良が起きて廃止論を唱える人は同じように平場のレースでも同じ様に唱えて欲しい、それが出来ないなら中途半端なエコで発言するなと。
うーん・・・それにしてもメジロの血が途絶えるというのは残念というしか無いね。
しかし、我々は当事者じゃないから言うだけなら何とも言える。
結果を出さないといけない馬主、牧場の方々も大変だというのはわかるけど・・・。
10年先の結果より3、4年先の結果だけ追い求めたのが今の競馬界の姿なんだろうね。
でもこのご時世、すぐに結果求めるのはしょうがないこと。
難しいね・・・本当に難しい。
競馬界は小さいが大きな宝を失った。