というわけで馬楽は10歳になりました。

今から10年前、馬楽が誕生しました。
前々から作ろうとは思ってたけどきっかけと知識が全く無かったあの当時。
俊哉んがその2日前にプロミストランドを作ったのよ。
その時にチャットでどうやって作るのか聞いたら、カンタンそうだと思って作ったのが全ての始まり。
そもそもの「馬楽」の由来は「競馬を楽しむ」を略したもの。
「ばらく」と読ませるとちょっとカッコつけた感じがして、だったら絶対に読まない読み方にしよう、そう思って「うまたの」と読ませるようにした。
まあ、最初の頃はホント何も無かったね。
まずスキャナを買って自分が競馬場で撮影した競馬の写真を紹介してただけだったり。
その矢先に折り紙ペリエ君のサイトでやってた競馬予想大会が終了することとなり、その予想大会を引き継ぐという感じで「家を建てよう競馬予想大会」が誕生。
この家を建てようというのは昔、美味しんぼで双子のラーメンの回で教え子の先生が競馬の名人で家を建てたことがあるというようなセリフがあったのを思い出し流用した。
ゲームボケが生まれたのは、俊哉んがやってた競馬でボケ倒せの企画が面白くて競馬以外で何かないかなー?と思って思いついたのがファミコンだったわけで。
もちろん本人から「ボケ倒せ〜」という言葉を使ってもいいという了解を得てたりする。
G1の時のトップ画像作るのは最初の頃は楽しかったよ。
何もやったことが無いから次々にアイディアが出てくるのよ。
しかしねえ・・・10年近くもやってると・・・流石にネタが尽きてくるわけで。
んで今年からついに断念したわけで。
競馬のトップ画像作れば作るほど妙なネタ画像も作りたくなったりもした。
問題作「しゃあ〜〜〜(助けて)」とか、あずまんが大王カイジのコラマンガ、あずカイジ破戒王なんてのも作った。
馬楽POGなんていう企画もあったりしたけど、ワシが殆ど後半丸投げしちゃったりして集計してくれてた人には迷惑をかけたこともあったなあ。
何も考えずテキトーにやったらウケた企画もある。
それが吹田市あたたたたーである。
ますざぶのふきだシアターのまんまパクリ企画。
ふきだシアターだとパクリ過ぎなので吹田市をふきだしと読んであとはあたたたたーとつけておけばいいやと思って吹田市あたたたたーが誕生。
日記も始めて俊哉んや西馬込の怪童君なんかと始めた合同日記も始まったり。
多いときで最大7人ぐらいで合同日記やったっけな?
けどまあ、忙しいのかなかなか更新しない人が出てきちゃってトラブルになることもしばしば。
南井勝巳フィギュアを買った時は南井先生出番です!というコーナーが誕生。
当時もう騎手を引退していた南井さんだったので南井先生と呼んでたり。
ファイブスター・トイさんの公式ともなりユタカフィギュア、そして岡部フィギュアまで買ってもう大暴走(笑)。
最初はたくさんあったますざぶ系ホームページも徐々に1つ1つと消えていく中で馬楽だけは残っていた。
ある日お絵描き掲示板が楽しいものとわかり何か出来ないかと考えたのが・・・うろ覚え英雄。
ぷっすまでやってたお絵描き企画のパクリです、ハイ。
これが想像以上に面白くて絵が下手でも楽しめる企画になった、むしろ絵が下手なほうが良かったり(笑)。
そんな中でOMオペラによるカードキャプターさくらをうろ覚えで描いた結果「あの子」が生まれたり。
その後、鶏子、その子、700系、シルキー、彩菜、黄金バットマンなど誕生。
しかし回数をこなせばこなすほど無理のあるお題が増えて当初より面白くなくなったのも事実。
グローバリスト君のやっていたウイポ対決が多忙で終了した時にその企画を受け継いだりしたことも。
月2回のみの更新だったけど、無駄に凝って作ったりして結構楽しめた。
何せ1回の更新で半日費やすぐらいだったし。
しかしそのウイポ企画も、色々あってモチベーションが無くなり終了した。
新しく何か始めようと思ったときに、川上・津里のクララでイったというネトラジを聞き、凄く面白いと思って自分もやってみようと思って生まれたのがロロ・エンタメ・ラジオ。
オリエンタルラジオっぽくなったのは多分偶然(笑)。
正式名称は小田切ロロのエンターテイメントラジオなわけで。
そしてこの頃からかな?競馬予想を日記に書くようになったのは。
毎週毎週当たらない予想を書いてたりしてて、何故か来ない馬というのも書き始めるようになった。
また来ない馬が来ちゃったな〜と思うようになっていた矢先、ラデツキー君のブログである文章を発見。
「最近の中央競馬はわからない、もう「ないね」しか買う気がない」と。
最初はなんのこっちゃわかりませんでした。
んで「またないねが来たよ」とか書かれてたのでもしやと思って調べてみたら・・・。
何と自分のことというのが判明。
〜〜〜〜はないね、と自分では一切気が付かなかった口癖である。
それから「ないね」は一人歩きしちゃって、いつしかないねを買うと当たるなんてわけわからんことに。
実際、川上栄治クンから万馬券取れたと言われちゃったり、それは君の実力だろ。
しかし年を追うごとにその「ないね」の威力というか効果は増していき、終いにゃ2010年のオークス
同着という歴史的快挙の裏でないね1〜4着独占というバカ快挙まで達成されてたり。
HP開設した当初から始めたロロ日記、何年かは書かない日があったりしたけど、2005年の12月からは今日まで毎日書き続けてたりする。
我ながらヒマだなーと思ったり。
そして今日・・・ついに10年目、馬楽は満10歳になりました。
このある意味凄いヒマな快挙を出来れば俊哉んに1番最初に祝って欲しかった。
ネット始めた頃からの付き合いで馬楽開設きっかけとなった俊哉ん。
昨年の11月に訃報を聞いたときはショックが大き過ぎた。
きっと生きてたら「こんなアホなことマジメに10年も良く続いたな〜」とか言ってくれたハズ。
そしたらワシはきっとこう返す「俊哉んがHP作ってなかったら馬楽は無かったよ、ありがとうな!」と。
墓前には「ボケ倒せという言葉はずっと使い続ける」と言って来たわけで。
まあ、そんなわけで10年はあっという間でした。
じゃあ20年目に向かって馬楽はダラダラと進み続けるだろうからこれからもよろしくお願いします。
ダラダラ続ければきっと10年、20年、30年と更新し続けられると思いますので。


馬楽管理人・小田切ロロ。