ファミコンエピソード・イーアルカンフー

ファミコンエピソードその24。
カンフーアクションゲーム。
見方によっちゃ格闘ゲームにも見えたり。
スパルタンXとは違い常に1対1なので。
ガードこそ無いが敵の攻撃は打点をズラすことにより避けるみたいな感じ。
敵の動きに合わせて上手く攻撃をペチペチ当てていくのが基本。
パンチとキックのみ、ジャンプはキックのみ。
しゃがみ攻撃あり。
このゲームの実にカンタンな攻略法が・・・とにかくしゃがみキック。
つまり下段足払いを連発すること。
上段の攻撃を避けつつリーチのある下段蹴り、全部とは言わないがこれが1番攻撃を当てやすい。
もうこの時代から・・・格ゲーにおいて下段蹴りの重要性というのは明らかになっていた・・・。
それから数年後・・・空前の格闘ゲームブームが到来する。
それからさらに数十年・・・今でも格闘ゲームの基本プレイには下段蹴りでけん制するというのは変わらない。
何十年も実は格ゲーにおいて下段蹴りというのは基本中の基本ということ。
実際の格闘技の試合はそんなしゃがみキックなんて見ないんだが・・・。
よーく思い出そう。
元祖中の元祖があったじゃないか。
猪木対アリだよ!
あの試合猪木はアリキックに終始したじゃないか。
つまり異種格闘技において1番の基本のスタイルというのはあの時代に既に完成されていたということ。
ゆえに・・・イーアルカンフーであろうとストⅡであろうと基本スタイルは変わらないということ。
今の若い子がイーアルカンフーをプレイしたらどこまでやれるかなー?
必殺技とガードが無いというハンデを乗り越えられるかなー?