格闘ゲームの未来は・・・

昨日だか一昨日だか忘れたが・・・あるゲーマーが「格闘ゲーム業界はもっと初心者に優しくしないと廃れる」ということを言った。
それ・・・遅いからw。
もう少し早くそれに気付くべきだった。
90年代前半のストⅡブームから火がついた格闘ゲームブーム。
異常なほど世の中はバトルブームになった。
格闘ゲームだけじゃない、マンガも格闘バイオレンスモノが異常に増えただのギャグマンガだったジャングルの王者ターちゃんさえもバトル漫画になった。
さらにKー1ブームも起きあの90年代というのは格闘中心に流行していたと言ってもいいかも知れないw。
それはとりあえず置いといて・・・。
ストⅡのおかげで多くのプレイヤーが対戦する楽しさを知るが・・・スタートラインが大差無いから実力差というのはそこまで生まれなかった。
しかし2年、3年と時間が経って行くにつれ格闘ゲームも色々とシステムが増え複雑になったりより高度なテクニックが要求されるようになった。
そして・・・98年ぐらいになると・・・だんだんと勢いが無くなってくる。
格闘ゲームブームの終焉はすぐに訪れた。
何故訪れたのか・・・それは・・・上級プレイヤーによる初心者狩りではないかと推測する。
何せ格闘ゲームは基本対戦台しか置いてないゲーセンが非常に多い。
店側からすればその方が稼げるし回転もいいんだろうな。
当時ゲーメストでも1分100円で終わるゲームは客をバカにしてるという意見が出ていた。
ここの時代よ、ここの時代で・・・もう少し初心者に優しい環境が作れていれば良かったのに・・・。
格闘ゲームもどんどん初見さんにはハードルが高くなり結局根気のある人しか残らなくなった。
日本ではそういう流れだったのに対し・・・世界では逆にどんどん人口が増えプロ格闘ゲーマーも普通に出てくるようになった。
日本のゲームなのに海外のプレイヤーのほうがレベル高いってさ・・・どーよ?
環境がね・・・もうそういう環境じゃないんだよな。
ようやく最近になって気付いて初心者に優しくしないとという意見が生まれたのか、いや注目されるようになったのか。
きっと以前から忠告、警告してた人はいるだろーな。
ちょいと前にジョジョのオールスターバトルでネット対戦しまくって楽しんだけど・・・。
本気の上位ランカーとうっかり戦っちゃった時に桁が違う・・・と戦慄したことがあったわ。
うわあ・・・こういうのがゴロゴロ居て・・・いや、こんなんばっかりだったらゲーム止めたくなるわ・・・そう思ったね。
あとやっぱり年齢的な衰えもあるしもう格闘ゲームは無理だね。
小中学生らが未来のそういう道へ行こうにも・・・スタートラインがやはり違うから難しいだろーなあ。
それこそ英才教育でもしない限り無理だろーな。
でもそんな英才教育なんてまずありえないだろうし食っていけるかどうかわからん職業目指すなんて親は認めないだろーな。
こりゃ滅ぶな、いや正確には・・・日本だけ格闘ゲームが廃れそうだな。