世代を越えて笑いが起きる

今日のフジテレビは緊急特番で志村けんを偲んでと題したドリフ、バカ殿、だいじょうぶだぁの名作シーンを流してた。
英断だよなあ・・・しかも生放送で加藤茶仲本工事高木ブー呼ぶんだから。
久しぶりにドリフのいかりや長介が色々酷い目に合わされる銭湯のコント見たけど爆笑したなあw。
懐かしいコントもいっぱい流れてたわけで。
凄いのはそれを見ていた1~7歳の子供らも爆笑していたという報告がたくさん挙がっていたということ。
スゲーなあ・・・令和2年で昭和のコント流しても世代問わず笑わせられるんだから。
今はゴールデンでコント番組が無いからなあ・・・逆に新鮮なのかな?
ワシが少年時代にも数多くのコント番組が存在してたなあ。
サザエさん見てからドリフが始まるという流れで少年時代を過ごしてたし。
あ?火曜日の話よ?昔は火曜日にもサザエさんあったんよ!
バカ殿の映像も流れてたけど・・・割と最近のバカ殿の映像しか使えなかったのは・・・田代まさしのせいなんだよなあ。
実際エンドロールにも田代まさしの名前は無かったし・・・まあそれはしょうがないか。
ドリフコントや生放送でコメントする場面ところどころで・・・高木ブーが何もしてないのにそれだけでいるだけで面白いというのは絶対に誰にもマネできないなw。
改めてドリフで1番面白いのは高木ブーだと知ったw。
だってさ加藤茶がギャグやっても志村けんがボケてもさ、何もしてないで爆笑が起きるなんてどんな芸人さんにも出来ないことだわw。
それぐらい高木ブーというのはいるだけで強いんやな。
個人的に高木ブーがオチのコントで1番好きなのは入れ墨入ったヤクザがサウナに次々に入っていき入れ墨の大きさで強気になっていくってヤツなんだけどさ。
加藤が一般人にイキってその後もっと大きい入れ墨入った志村が入って来て加藤にイキるんだけどさ、最後に全身入れ墨の高木ブーが出てきてみんなビビって逃げるというものw。
ほんの数秒のオチのためにどんだけの労力費やしたんだよw
番組最後に加藤茶の弔辞があったが・・・。
ここで志村じゃなく高木ブーが1番最初に死ぬと思ってた等のコメントが飛び出しまさかの笑いが起きる。
これは・・・素晴らしい。
弔辞で笑いを取るというのは・・・自分が1番理想とするお別れの会だと思っている。
かつて・・・俊哉んのお別れ会の時にジリ君がとんでもないこと最後に暴露しやがって湿っぽかった会が一気に爆笑に変わったんだから。
あれこそ最高のお別れ会だなと実感した。
やはりドリフターズはお別れの会ですらコントっぽくなり笑いが起きてしまう、これはもう・・・伝統芸だね。
そして高木ブーが最後に言う。
「志村は死なないの、ずっと生きている」
この言葉に尽きるね、我々が志村けんというコメディアンを知っている限り生き続けているということ。