物事の側面だけ見るな

どんな映画にも良いシーンが必ずある、これは映画評論家の故・淀川長治氏の言葉。
ワシは映画に限らず大半のことに当てはまると思ってる。
そして逆も考える。
良いことの裏側にも必ずマイナス面もあると。
物事は表裏一体、必ず裏表が存在する。
最近、この物事の片面しかロクに見ないで意見を言ってる連中が非常に多いと思うわけで。
今ワシが気になっているのは集団的自衛権の問題。
この問題で議論するのはおおいに結構結構コケコッコー。
だがしかし・・・。
中には「お前この問題についてしっかり調べたの?」と思うような側面だけしか見ていないような人がおるのが実に嘆かわしい。
何も考えずただ「反対!反対!」とオウムか九官鳥みたいに叫んでる連中はホントにわかっているのか?
自分なりに色々調べ考え裏表をしっかり見つめ、そして導き出した意見なのか?
ワシはこの問題であれこれ色んな角度から問題、そして憲法、その憲法が出来上がった流れ。
以前の日本の憲法とどう違うのか、何が問題なのか。
それらをじっくり調べ自分なりに考えているが・・・まだまともと呼べる意見が出せていない。
まあ、ワシの頭の回転力の遅さにも問題があるが・・・。
何より問題なのが・・・。
マスコミだ。
物事を側面しか取り上げようとしないバカの代表だ。
自分らの都合いいように注目させたい部分だけしか流そうとしない。
そして自分らがあんまり流したくない部分は絶対報道しない。
偏見報道もココまで来るとある意味で芸術的だ(笑)。
本来ニュースってのはあったことそのまま伝えるのが仕事だろうに。
なのでニュースで気になったことがあったらまず鵜呑みにせず自分なりに調べそのニュースの裏表をしっかり知ることが大切。
幸い、知りたい情報を調べるには今のご時世昔なんかよりずっと便利だ。
もちろんデマカセも多いが真実もある。
その中で真実を見抜くのは少々難しいかもしれないが、逆に色んな意見を知ることも出来る。
さてさて・・・この問題の行く末はどんな結果になるのかな?