オレが1番じゃあ!!ジャングルポケット

何年もダービー見続けてきて1番おかしいと思ったのはこの馬。
ジャングルポケット

その年はアグネスタキオンが3冠確実と言われながらも戦線離脱。
外国産馬にダービー開放されたこのタイミングで出現したクロフネ
そんな強豪世代にジャングルポケットはいた。
ワシの中ではクロフネが新時代の開幕を告げると信じて疑わなかった。
当日は朝から雨が降りしきっていてまあとにかく場所確保が大変だった、それは置いといて。
ジャングルポケットクロフネには勝てない、そう信じていた。
冷静に考えてみればラジオたんぱ杯ではクロフネを差してるのはジャングルポケットだったんだよな。
ジャングルポケットはあくまで引き立て役、勝つのはクロフネ
実際そう思ってた人も少なくないはず。
まあ、実際はジャングルポケットが1番人気だったから皆結構現実を見ていたということね。
レース前に「白いのにクロフネー!」と叫んで周りを大爆笑させたのはいい思い出。
そして最後の直線。
白いのにクロフネは先頭どころか微妙なところ。
勝ったのはジャングルポケットだった。
この勝ちっぷりはぶっちゃけアグネスタキオンが居たとしても同じように勝っていたと思わせる強さだった。
レース映像でも解る様にジャングルポケットの凄さは勝ち方じゃない。
レース後のあの奇天烈っぷりだ!
角田騎手がウイニングランでガッツポーズした途端突然いななくいななくいななく。
ゴール前で立ち止まりいななくいななくいななく。
競馬長年やってきているが、馬がここまで全面にガッツポーズ(?)している姿を見たのは後にも先にもこのジャングルポケットだけ。
ダービーという激走のあとあのにそんだけまだ暴れる余力を残していたとは・・・。
あちこちから笑い声と大歓声、最終レースも走れるんじゃね?などの声が聞こえた。
さて、レース後にジャングルポケット以上のパフォーマンスを見せてくれるダービー馬というのはこの先現れるのかな?