今日のマイルＣＳ南部杯、エスポワールシチーとサァクセスブロッケンことサクセスブロッケンのワンツー、しかも行った行ったの前残り。
前残りというか・・・他が一切着いて来れなかったというべきか・・・。
トップナンバーズ的にはまずまずな結果なのだが・・・。
中央馬のレベルが高いとは言え、地元勢があまりにもだらしない。
軒を貸して母屋取られると言うべきか・・・。
かつてはメイセイオペラが君臨していた頃は中央の強豪を返り討ちにし、南関東の覇者アブクマポーロとまともにやりあっていたあの時代。
昔と比べ地方競馬の魅力が減ったのはやはり競走馬のレベル低下なのかね。
９６年頃と比べレース体形はかなりしっかりしているハズなのだが、やはりこれは存続が危ぶまれているのが少なからず影響を及ぼしているのかねえ。
集客に１番の効果があるのが言うまでも無いスターホースの存在。
額にハートがある馬とかハルウララのように勝てないから人気になるというのじゃやっぱりダメなんだよ。
そもそも南部杯も中央の強豪が出走してくるから成り立っているような感じもあるし。
まずいないとは思うけど、いい馬を持っている馬主さんで賞金かえりみずに地方競馬へ馬を出資するような人はおらんかね。
そりゃ誰だって賞金の高いレースに勝てそうならそっちを選択するだろうけど・・・。
そして弱い勝てそうにない馬を地方へ地方へと・・・。
弱い馬だけのレースはそれなりに面白いだろうけど、強い馬が出るレースには遠く及ばない。
目先の賞金という欲よりも、先々のことを考えた競馬サークルの発展のために走る競走馬を中央だけじゃなく地方へ滞りなく出資して欲しい。
こんなんじゃまたどっかの競馬場が消滅してしまう。
このままだと最終的に地方競馬は大井、川崎、船橋、浦和の南関東だけしか残らない状況になる。
競馬場が減るということは馬産にも影響してくるだろうし、競走馬の需要が減りかねない。
存続が危ぶまれているみちのく競馬。
解決方法は実に簡単なのに。
強い馬を作る！これに限るね。
美浦や栗東に負けずおとらず、とまでは言わないが立派なトレーニングセンターでも作れば少しは中央と地方の差を埋められると思うんだがね。
しかしそんな金はドコにある？という問題だよね。
実に簡単な問題なのに実に難しい問題なのはどーゆーこと？
ＪＲＡ重い腰あげて協力したれよ。
あと社台グループとか力のある馬主たちが力を合わせるとかさー。
まだ数年は大丈夫だろうけど、数十年後には南部杯がオグリキャップ記念と同じ道を辿っていそうやな。
中央交流重賞から地元重賞に、賞金もゼロ１つ減るみたいな感じに。
