ファミコンエピソード・たけしの挑戦状

ファミコンエピソードその16。
ファミコンエピソードを語るなら絶対避けて通れないゲームがある。
それが・・・たけしの挑戦状だ。
もうレジェンドオブレジェンドのクソゲーw。
開発した人が「この手」の賞では負けたことがないと豪語するほどの作品w。
アクション、謎解き、シューティング、カラオケ、パチンコ、当時のファミコンでここまでやったゲームは他に存在しない。
特筆すべきはその異常な難易度だなあ。
銃を買うまで攻撃手段が殴るだけなので街中のヤクザや警察官にボコボコ殴られてやられた人は少なくないだろうなあ・・・。
初めてプレイした時はもうとにかく意味がわからなくて何をすればいいのかさっぱり解らんかったわ。
なのでいっつもテキトーなパスワード入れてテキトーに遊んでたが・・・クリアはしなかったね。
だって何すればいいか全く解らんかったので。
そして・・・このゲーム1番観るであろうゲームオーバー画面。
主人公の葬式ですよ?葬式。
世の中数あるゲームオーバー画面の中で多分歴代1位になるぐらいインパクトがある。
そういえば・・・街中にたくさん無駄な施設があるのもこのゲームの特徴なんだよね。
無意味な飲み屋、無意味な床屋、無意味な映画館、ただ金を消費するだけのトラップなんだよなあ。
中にはダメージ受けたりするのもあるが・・・一応回復も混ざってる。
映画館でやってる映画のタイトルがやくざVSやくざ・・・のちのアウトレイジなのかも知れんw。
クリア寸前に宝を横取りされて何も抵抗出来ずに死ぬ罠、土人の家に入って釜茹でにされる罠、変な選択肢選んで土人の娘と結婚させられてゲームオーバーとか。
とにかく色々頑張ってエンディングに辿り着いても「えらい」と言われて終わるだけ。
数分待つと「こんなげーむにまじになっちゃってどーすんの?」とトドメさされるw。
高すぎる難易度だが・・・1つだけ救済措置があった。
それは・・・タイトル画面で2万回殴るというもの。
ほーんまかいな?と思ってやってみたら・・・何時間かかったかなー?
何とこれがホントでラストダンジョンに移動しあとは真っ直ぐ進むだけで宝箱に辿り着けるというもの。
実際に試したからなあ・・・こんなカンタンな方法があったとはねえ。
ホントアホみたいなシステムだらけ、ただの紙を1時間待つとか意味がわからんw。
そしてこのたけしの挑戦状・・・1番の注目ポイントは・・・。
発売日前日にビートたけしフライデー襲撃事件を起こし逮捕されるというナイスタイミングなことだなw。