初有馬はローゼンカバリーとともに

ワシが初めて有馬記念を見に行ったのはシルクジャスティスが勝った時の1997年。
そもそも中山が初めてだった。
ぶっちゃけ場所も知らないし武蔵野線のどこかぐらいの知識しかなかった。
でもどこで降りればいいのかは解ってた。
だって・・・競馬新聞読んで乗車してる人が答えだから。
昔はウインズ浦和なんてなかったので埼玉県民が有馬記念を買うには本場に行くか都内ウインズにいくしか無かった。
しかも1番手軽に乗り換えなしに行けたのが1000円単位(当時)しか売ってなかったウインズ新宿だったからまあ面倒。
というわけで有馬記念買うには競馬場に行くしかないと初めての中山へ行った。
まあ・・・混雑してたなあ・・・当たり前か。
ワシは当時メジロドーベルが大好きでもうそれしか見えてなかった、秋華賞からのローテ、斤量、中山適性、どれを取っても惨敗要素はない!と豪語してたなあ。
あとはマーベラスサンデーと一応不安だがエアグルーヴという予想で・・・そこに中山大得意のローゼンカバリーを推していた。
まあ当然だが人気はじぇーんじぇん無かったわけで。
天皇賞ジャパンカップも酷い着順、有馬記念で来るはずがないというのが当時の認識。
しかしワシは中山適性の高さを信じ絶対上位に来る!と豪語してたなあ、ある意味メジロドーベル以上に推してたかも。
んでレース・・・ローゼンカバリーがよりにもよって出遅れやがった。
しかも1頭離れた最後方・・・そう、皆さんご存知ノリポツンですよノリポツン。
絶望しながら見てたけど最後の4コーナー回った時にはっきりと上位に上がって行くその姿をこの目で見たよ・・・来た!って思ったわ。
結果はなんとも言えない4着、出遅れてあの位置からと考えると3着はあったんじゃねーか?と思うような4着だもんなあ。
負けたし馬券にはならなかったけどホントに来たね!と言われた時はちょとだけ嬉しくなった。
勝ったシルクジャスティスは前走のジャパンカップで買ってたけど中山ではいらないかなー?と思って買えなかった。
今思えば・・・レース前にサニーブライアンの大西騎手がサニーブライアンなら絶対勝てる自信があるってインタビュー受けてたんだよなあ。
それが・・・答えだったんだね、サニーブライアンが勝てるってことは1番怖いのはシルクジャスティスだってことが。
初有馬は・・・外れたけど・・・ローゼンカバリーが4着に来てくれたことでどこかしてやったりな感じで満足できたな。
やっぱり有馬記念は自分の信じた馬を応援するから楽しいんだな。
前に津里くんがハーツクライが勝ってシーンとする中で一人コスモバルク掲示板入りを大喜びしてたけどそれに近いかな。
さて今年はどんな馬を信じ応援しようかな。