監督なら他の監督の作品をけなす発言は慎むべき

井筒監督が君の名は。シン・ゴジラを酷評してたらしいなあ。
シン・ゴジラは途中退席で君の名は。に至ってはまだ見てもいないとか。
映画作る人間として・・・それはどうなん?
見てもいない作品を酷評するのはアホの極みだと思ってワシはわざわざ批判したいから映画見て来たというのに・・・。
それに尊敬する淀川長治氏の格言「どんな映画にも面白いシーンがある」というのをモットーにしているワシとしては、どんな映画でも面白い部分を探そうとする姿勢って必要だと思うんだよね。
当然面白くない部分も一杯あるだろうけど、面白い部分も面白くない部分も見つけてこそ映画を楽しめると思うんだよね。
実際、君の名は。の前半部分は正直見ててかったるい気分になったし。
シン・ゴジラの会議部分は「なんだこれ?」というのが最初の印象だったし。
ただ・・・映画作ってる人間ならこういう発言には気を付けるべきだと思う。
なんだかんだ言っても映画を見る、評価するのは監督でも評論家でもない。
お客さんだ、お客さんを楽しませる作品を作るのが大前提だと思うわけで。
せっかく賛否はあるけど流行っている作品にそうやってケチをつけると・・・ツケが回ってきちゃうぜえ?
もしこの井筒監督がスゲー頑張って新しい作品作ったとしても・・・今回の発言をしたことを覚えている人らが「あんな発言している程度の人の作品なんてみたくない」と思ってしまったらもう終いだ。
まあ・・・もともと何でも噛み突きそうなおじさんだし案の定か。
言葉選ばず汚い言葉であえて言うなら・・・そんなに文句言うならもっとスゲー映画作って見れば?だな。