色んなスタイルがあるから一概には否定できないが

バイオリニストの高嶋ちさ子氏がしつけのために子供の3DSを破壊したというのが話題になっている。
ま、子供のしつけ、教育方針ってのは各家庭異なるから一概には否定出来ないが・・・。
ワシが思うのは・・・それが本当に子供のためになることなのか。
ゲーム機ってのは子供にとっちゃまさに宝物なわけだ、ワシもそうだったようにな。
その宝物を取り上げ破壊するという行為、子供は深く傷つかないだろうか。
いや、傷つかない子供なんて存在しない。
ワシは思うのよ。
子供は子供の感性が、大人は大人の感性がある、ということ。
大人の感性で物事を判断したら子供の感性なんて到底理解できない。
だから大人の感性では3DSなんてただの玩具、だからこそためらい無く破壊できるわけで。
これ・・・逆ならどうだろうか?
親が何かしらのチョンボして子供から怒られたらこの高嶋氏は自分のバイオリンを破壊するだろうか?
いいや、絶対にしない。
何故ならば大人の感性ではそれは絶対に必要なものだから。
しかし子供の感性ではそれを理解しない、なぜならまだ価値がわからないから、だ。
子供は少しずつ少しずつ成長していき大人になっていくのは言うまでも無い。
大人は今でこそ大人だが、昔は誰もが通った子供の道。
その気になれば子供の頃の感性ぐらい残っているはず、ちょっと考えれば思い出せるはず。
大人はむしろ子供に感性を合わせないといけない、そうじゃないと子供の気持ちなんて理解できるはずがない。
少しずつでいいじゃあないか、子供なんて成長スピード千差万別あるんだから。
遅くてもじっくり育てればいいじゃないか、急ぐ事なんてないわ。
この高嶋氏の子供がそのうち成長していって、気に入らないことがあったら何かを破壊する人間に成長してしまわないことを祈るわ。
幼少期に体験したことはそのまま残るよ、大人がこういうことをしているのなら自分がその時になったら同じように傷つけてもいいんだ、と。
ただ怒る、叱る、それだけじゃあダメだ。
過ちを繰り返させないためには子供の目線になって一緒に考えてやるべきだ。
破壊するよりせいぜい取り上げるぐらいでいいでしょ。
そういえば昔オカンにワシも怒られてジャンプ破り捨てられたことがあったなあ。
たしか34号だったかな、それ以来34という数字が大嫌いになったんだっけか、トラウマになって。
あ、やっぱり20年以上経った今でもはっきり覚えているね、くっきりトラウマとして記憶に焼きついて離れないわ。