いつかはやってくるその日のために・・・

昨夜、実にリアリティーのある夢を見た。
起きてからもあれが夢だったのかどうか疑ってしまった。
1度その夢を見て途中で起きてまた寝たらまさかの続きが始まるという人生初の夢セーブ機能までご丁寧に発動してしまったし。
どんな内容かと言うと・・・。
オカン、母親が仕事中にぶっ倒れそのまま入院。
そして医者からは余命宣告をされるというもの。
んで、その余命をワシが面倒を見るという内容。
それはもう夢とは思えないぐらいリアルな設定が色々飛び出してきてさ。
心の準備が出来ないまま事が進んでしまっていく様が夢とは言え体験できた。
仕事の今後、介護、余命宣告された母親とどう向き合って生きていくのか。
余命を本人に言えないでいる悩む自分。
夢とは言え・・・リアリティがありすぎる・・・そして重い・・・。
1度夢から覚めてコーラ1口飲んでからもう1度眠りについたらこの夢は終わるかと思いきや続く始末。
家のことを自分一人で切り盛りしなくてはならなかったり、家事従事、オカンの面倒。
自分の時間と言うものが無くなっていく。
それまで好き勝手にネトゲーやらテレビやらマンガというライフスタイルが消滅していった。
気持ちが折れそうだなーと言うところで目覚ましに起こされた。
起きてからこれがまだ夢の中なのか疑ったのは久し振りだ。
朝焼きそばを食べてるとオカンは普通に元気そうに起きてきた、その姿を見てようやくさっきのが夢だったんだと安心した。
しかし・・・しかし・・・。
今回は夢だったからある意味良かったが・・・。
これはいつか必ず訪れる現実、それが早いのか遅いのかはわからない。
もしかしたら・・・。
数年後、数十年後先のワシが今のワシへ向けて発信したメッセージなのかも知れない。
夢とは言え・・・その現実を体感させてもらったのはいい経験だと思う。
そのいつか来るその日のために、今から色々じっくり考えるのもいいかも知れない。
今から考えておかないと後悔するぞ?と未来のワシが教えてくれたのなら、きっと未来のワシは色々後悔しているハズだ。
何をやっておくべきか、何が必要か。
ただ、昨夜見た夢のおかげである程度のシミュレーションは出来そうだ。
普通に考えれば、母親が先に死ぬんだし。
息子が先に死ぬなんて普通はまれだ。
仮にも長男、全くそんな感じは見せないがオカンはあれでも一応還暦過ぎている。
時期を見てボチボチ考えるべきなんだろうな。
ま、ワシが先に病気で死んでオカンが130歳ぐらいまで生きている可能性も高そうだから困る(笑)。