若い人らはどんな気持ちでこの事件を見たのかな

地下鉄サリン事件からもう20年。
あっという間だったなあ。
ワシはまさに世代であの当時は中学生で毎日がオウム関連のニュースしかなかった。
テレビで釈明をするために出演していた幹部が放送直後に次々に逮捕されていく。
そして幹部のまさかの刺殺事件。
噂されたXデーなんていうのもあった。
あの時は新宿駅がターゲットにされるとか噂があったので当時の新宿ルミネが臨時休業するほど混沌としていた。
本当にどうなっちゃうんだろう?という気持ちで毎日テレビに被りついていた。
しかし・・・今の若者世代はこの事件をどんな感じで見て知って感じているのだろうか?
我々世代で言うところの・・・あさま山荘事件をワシらはどう思っているのか、と近いかな?
もっと古い感覚なら二・二六事件五・一五事件をどう思うのかと近いか。
実際にここ日本で起こった、起こってしまった大事件なわけで。
1995年は阪神大震災から始まり地下鉄サリン事件、オウムの一連の騒動、さらにそれに誘発されたのか飛行機のハイジャックまで起きた。
ワシは今年で35歳になるが、何年生きてきてもやはり1995年だけは特別だ。
良いことも悪いことも何故かこの年に集中している。
今の中学生ぐらいが社会の授業でもしかしたらこの1995年を学んでたりするのかな?
そしてどうやって学校では教えられているのか、それを是非見てみたい。
20年前の事件を今の学校は一体どうやって若い世代に教えているのかを。
中学の頃の先生は言ったよ「難しい事件だから決着には10年はかかる」って。
もう20年だったけどアイツは死刑囚になったにも関わらずまだ生きているよ。
20年じゃ精算出来ない大事件というわけだったのか・・・。