クソ難易度

職場の若い奴が「昔のゲームってやたら難しいですよね、スーファミとか」と・・・耳を疑う発言をしやがった。
スーファミが難しいだと・・・?
むしろ難易度全体的に下がってるじゃねーか!
ファミコンのほうがよっぽど難易度が高くそして不親切だ!
ワシらはそんな時代で酷いゲームをたくさん掴まされて仕方なくクリアしてきたんだ。
では難易度が高く酷いゲームを紹介しよう。
ドラゴンクエスト
有名、その難易度。
ロンダルキアへのダンジョンからのロンダルキア大地へ入りそこからハーゴン城という鬼の流れ。
通称・はかぶさの剣をやらなかったらきっとクリアは出来なかった。
悪夢とも思えるブリザード3匹のザラキパラダイス。
全キャラレベル最大でも油断するとザコ敵にやられるドラクエは多分これぐらいかと。
ラスボスのシドーがベホマを使ってくる絶望感も忘れてはいけない。
しかしこれをクリアできればもう大抵のRPGはぬるま湯になるだろう。
ファイナルファンタジー
ゲーム自体はそこまで難易度は高いわけじゃないのだが・・・。
問題はクリスタルタワーからラストダンジョンまで一切セーブポイントが無いこと。
おまけに回復ポイントもほとんどなく裏技使ってギリギリなんとか持ちこたえられるレベル。
ダーククリスタル集めで4体のボス倒すのだがまあ強い、常にゲームオーバーの不安に付きまとわれながらノーセーブで進まなくてはならない。
レベルがカンストする裏技使えば楽になるが・・・。
というかこのゲーム自体バグ技が非常に多い。
仮面ライダー倶楽部
一見面白く楽しいアクションゲームだが実際はカイジ以上に過酷な金稼ぎゲーム。
金がなくては先へは進めない、ルーレットで2Pマイク使って増やせる方法がないと確実に詰む。
たまにRPG要素の戦闘になるが低レベルの時にド強い怪人に遭遇したらほぼゲームオーバー。
セーブ機能がない上コンテニューも基本存在しない、裏技使えばあるようだが・・・。
レベル最大でも足の遅いライダー2号あたりは気を抜くと敵に1撃で負けることもしばしば。
何時間も頑張って頑張ってクリアしたところで見られるエンディングはほんの10秒もない。
エンディングが終われば何事もなかったようにタイトルに戻される鬼仕様。
ぶっちゃけ数時間かけてみるほどのエンディングではない、割りに合わなさ過ぎる。
トップガン
コクピット視点型シューティング、敵の機銃はある程度耐えられるがミサイルは1発アウトでなかなかスリルがある。
後半になればなるほど敵がミサイル連打してくるので非常に難易度が高い。
そして何より酷いのがステージクリアするたびに着陸ミッションが存在すること。
スピードや高度を一定に保って航空母艦に進入しないと自分がボカンしてしまう。
1UPなんて優しいものは存在しない、全3機でクリアせよ。
さらにステージが進むと途中で燃料が足りなくなり燃料補給のミッションまで発生する。
これも当然上手に時間内に操作しないと給油に失敗しあとは死ぬのを待つだけになる。
しかしこのゲーム・・・実は高度の高いところに入ればほとんどの敵を無視できるという最終手段もあるがそれをやると非常につまらないゲームになってしまう。
スペランカー
言わずと知れた最弱主人公を操りお宝を集めるアクションゲーム。
ちょっとした段差を降りただけで死ぬ、鳥のフンで死ぬ、とにかく死ぬ。
初見の人がプレイしたら10秒でゲームオーバーになったこともある。
とにかく神経をすり減らしすり減らし僅かなミスもしないように安全にプレイしたもののみがエンディングへと辿りつける。
その難易度の高さゆえ意外と挑戦する人は多くまたクリア出来た人も多く存在する、実はやり応えが十分にある。
カイの冒険
有野の挑戦で日の目を浴びてからこのゲームの異常難易度が世に知れ渡った。
何せ攻撃手段がなくただひたすら避けて避けて頭ぶつけたりして回避して進んでいく地味なアクションゲーム。
伝説なのは98面、有野課長もクリアに8時間掛かったという異常なステージ。
全て上手く噛み合わないとクリア出来ない異常難易度で製作者の遠藤さんもここが1番難しいと証言。
クリアするにはへこたれない精神力と痛みに耐えうる指。
スターラスター
トップガン同様コクピット視点型シューティング。
普通に敵を倒していくゲームなのだが裏の最終目的暗黒惑星までたどり着くのが非常に困難。
まず惑星へ移動する操作がなかなか慣れない。
BASEでシールドの耐久性を上げてもディスラプターの攻撃1撃で死ぬこともしばしば。
やっとの思いでたどり着いた暗黒惑星も弾幕が凄まじく1発1発が即死レベル。
さらに2体の黒いバージョンのディスラプターもいるので常に気を抜くと死ぬ状態。
ワシは・・・これらゲーム全てクリアしてきた。
特にキツかったのはやっぱスターラスターだなあ。
暗黒惑星の難易度が尋常じゃない、ゆえに・・・クリア出来た時の嬉しさは凄かった。
ファミコンらしい非常にシンプルでつまらないエンディングだけど・・・あれは達成したものしか見れないものだからいいか。
今の若い連中にこれらゲームをどれか1つでもプレイさせてクリアまで行くことは出来るのだろうか・・・。