ライデンリーダー死す

1995年の現フィリーズレビューこと4歳牝馬特別を勝利し桜花賞1番人気で出走したライデンリーダーが死去。

やはりこのレースがいの1番で出てくるね。
確かに凄い末脚で桜花賞1番人気になるのも頷ける。
ただ、中央の壁は厚くエリザベス女王杯まで出走したけどいい結果は出せなかった。
しかし中央地方クラシック交流元年に現れたこの馬は間違いなく道を作った。
馬だけじゃなく騎手も。
アンカツこと安藤勝己元騎手が中央競馬で数多くの実績を残せたのもライデンリーダーの存在は少なからず影響している。
ただ、この4歳牝馬特別というレースのパフォーマンスは素人目からすると凄いレース。
しかしプロから見たらさほど凄いレースじゃないということも教わった。
ライデンリーダーが強いというよりか、他が弱かったとワンダーパヒューム桜花賞を制す田原成貴は言っていた。
だからこそ本番ではライデンリーダーを恐れずに自分のミスが無ければ勝てると自信があったんだろうな。
4歳牝馬特別では馬がイヤイヤながら走っていて気性に問題があることを指摘していた。
桜花賞での敗因は前に壁が出来たからと言われていたが、実は違うとのこと。
前に壁が出来るのは行けないから壁が出来ちゃうとのこと。
壁を作らないように騎手が馬を操って馬群を抜けてこないといけない。
ライデンリーダーはいざという時にそういう馬群を割って抜ける能力がなかったということ。
競馬始めた頃にそういう微妙な駆け引きというか乗り方を勉強させてもらった。
戦績から見るとライデンリーダーは決して強い馬!という感じではなかった。
しかし、道を作った馬として語り継がれるのは間違いない。