田中正造

http://www.voiceblog.jp/odasho/
ワシは子供の頃に足尾銅山だった場所に行ったことがある。
幼少時は何だかあしおどーざんって響きがかっこいい!というかやけに耳に残る。
そんな第一印象だった。
それから小学生高学年になり歴史を学ぶ機会があった。
その頃無駄に歴史の知識だけは長けていたので教科書の先をどんどん読んじゃうクセがあった。
そんな中、足尾銅山鉱毒事件という項目を見付ける。
幼少時に何故か心に残った足尾銅山という言葉。
なんのこっちゃと思って教科書読んだけどあまり詳しくは書かれていない。
小学生の教科書なので所詮は部分部分抜粋程度の紹介。
気になったので図書館でその歴史について独自で調べましたよ。
そこで初めて田中正造という人物を知ったわけで。
そのちょうどいいタイミングで知ってるつもり?!で田中正造が紹介される回があった。
小学生知識で学べる限界で調べ上げた知識とテレビでの解りやすい解説。
一般常識ではあまり触れることのない田中正造という人物だが・・・とんでもない。
こういう人こそもっともっと後世に伝え残すべき人だとワシは小学生当時思った。
当時の学校の担任の先生も田中正造のファンだったので、知ってるつもりで紹介されることを教えたら早速次の授業で知ってるつもりのビデオを流すほどだったし。
まあ、田中正造について詳しくは書かない、ウィキペディア見てちょーだい。
そっちのほうが今は早いから(笑)。
ワシが尊敬する歴史上の人物は高杉晋作徳川吉宗、そして田中正造だったりする。
高杉や吉宗と比べても遜色ないと思う・・・というのはちょいと言いすぎか?
そんな尊敬する田中正造を・・・こともあろうに・・・!
どっかの議員が天皇に手紙を渡したことをまさしく田中正造だ!と言う輩がいるッ!
非常に不愉快だ!
田中正造山本太郎を比べるなんて意味が解らないし理解出来ない。
じぇんじぇん違う、同じと言うヤツは明らかに知識不足。
田中正造がどんな思いで当時の天皇に直訴状を出したと思っているのか・・・。
死ぬ覚悟での直訴状だったんだぞ!
それをあんなさらっと手紙渡しただけの行為のどこが田中正造だ!
それに田中正造は死ぬまで鉱毒反対運動をし財産が全く残っていなかった。
即ち人生を賭して問題に取り組んだんだ。
山本氏にはまだその覚悟が足りないッ!
本当に田中正造に近づきたかったらもっともっともっと命、人生賭して福島原発問題取り組んでみろ!
悪いが・・・ワシにはそこまでの覚悟は感じられない。
だから田中正造と言ったことに腹を立てたわけで。
しかしまあ・・・なんとかしよーという気持ちは解らんでもないが・・・ちょいとやり方ってもんがあるんじゃあないかなー?
世間が納得出来るやり方じゃあないとアンタに誰も賛同せず、ただの狂言になってしまうわ。
難しいかも知れんが、世間を納得させつつという行動にしてもらいたいもんだね。
もし、田中正造以上の活躍がこれから先出来るのであったらワシは一生尊敬するね。