バナナミルク名人

実はワシ、バナナミルク、バナナジュースを作るのが得意。
まあ、仕事だからね。
そりゃずっとやってりゃ上手くなる。
そんなワシのバナジューの美味しくなるコツ。
まず・・・熟れたバナナ、とにかくシュガースポット全開のかなり黒くなったバナナが必要。
質が良くて元々甘ければそれはそれでいいけど。
あとは風味だね、風味が重要。
こればっかりは結構剥くまで解らなかったりする。
よーく熟れてても微妙だったりすることもある、まあ大体熟れるといい風味になるが。
あとはレモン汁とハチミツで微調整。
バナナが甘くて風味が強ければハチミツの甘さに頼る必要は少ない。
そして・・・キンキンに冷えていること、ここよ。
美味しくてもぬるいと微妙な感じになってしまう。
冷えていれば冷えているほどいい、1本ぐらい凍らせたバナナを用意するのも悪くない。
分量目安はバナナ3本に牛乳400mlぐらい、バナナの様子次第で牛乳の量を増やしたり減らしたりしよう。
これを自分で作れるようになると・・・もうバナナジュース外で飲めなくなるよ。
まあ・・・熟れたバナナを使えば正直誰にでも作れるのよね〜。
ワシが1番仕事で腕の魅せどころなのが・・・若くて青臭いバナナしかない場合。
これをいかにして・・・そこそこ美味しいバナナミルクに仕立て上げるかが実に難しい。
青臭さがあると飲んだ時のスッキリ感が得られないのよ、青臭い嫌な感じが口の中に広がってしまい後味がまあ悪い。
バナナミルク屋さん始められるぐらいの腕にゃあなってると思うんだよねー。
まあ、そんなピンポイントな店で世の中やっていけるほど甘くないのはよーく知っている。
ちなみにワシは・・・自分で作ったバナナミルク、味見こそするが滅多に飲まない。
だって飽きちゃってるから。
いっくら美味しく作れても毎日知った味だとねえ・・・。