タイキブリザード、急逝

競馬始めた頃だったなあ。
普通の馬とは違ってその独特のフォーム。
首を低く下げて走るその姿はカッコよかったな〜。
そしてなかなか勝ちきれない馬だったわけで。
主な勝ち鞍谷川岳Sだけだった地味な馬でした。
しかしまあ、安田記念ハートレイクサクラチトセオーに続く3着。
翌年はトロットサンダーの僅差2着。
その翌年、ジェニュインとスピードワールドを競り落として初G1だったなあ。
マイルから有馬記念までこなせダートもいけちゃう。
アグネスデジタル以上にオールラウンダーだな〜と思ったり。
その名前にちなんで1995年の有馬記念の時の日刊競馬ではクリスマスに吹き荒れるブリザードだったわけで。
多分、柏木編集長はタイキブリザード推しだったと思われる。
そういえば・・・安田記念宝塚記念有馬記念
全て2着経験のある馬って多分タイキブリザードだけだよね?
ラストランとなった有馬記念で結構多くの人が指示してた記憶。
鞍上はマイケル・ロバーツだったかな?
かなり早く仕掛けてたんだよねえ。
全盛期だったらアレで押し切れただろうけど・・・さすがに衰えて直線入って力尽きたか。
でも早め先頭に立った時にタイキブリザードファンは一斉に声をあげたのを覚えている。
その時はマーベラスサンデーエアグルーヴいたけどタイキブリザードファンも大勢いたということ。
ラストランを自分らしい走りを見せてくれた馬だった。
その後はヤマノブリザードを産駒で出したが残念ながら血統は残せなかったか。
余談だけど・・・。
みねっち!?とよくギャロップレーサー2対戦しててコイツがタイキブリザード使うとスゲー強かったんだよなあ〜。
ちなみにワシが使ってたのはメジロパーマー
暴走ペースを平気でついてきて直線測ったように差しやがったわけで。
競馬19年もやってると次々にこういった名馬の訃報が届くか。
自分の中で輝いた名馬は数多くいる。
タイキブリザードもそんな数多くの1頭だったわけで。